玄海原発再稼働を許さない九州集会
2017年 12月 03日
この日は、2009年12月2日、九州電力が玄海原発3号機で日本初のプルサーマル運転を強行した日で、市民団体は、毎年この日を「反プルサーマルの日」として原発反対の行動を続けています。
九州電力は玄海原子力発電3・4号機の再稼働について、3号機は2018年1月、4号機は同3月を計画。しかし、玄海原発3・4号機の再稼働には、30キロ圏内8市町村のうち4市町が反対を表明しており、佐賀県内5カ所での県民説明会でも再稼働反対や慎重意見ばかりであるにも係らず、佐賀県知事が再稼働に同意するという事態になっています。九州電力は、神戸製鋼所のデータ改ざん問題に関連して調査に時間がかかるとして、再稼働時期を数カ月延期する方針といいますが、集会には、九州各県から1700人の人々が集まり、来年春の玄海原発3・4号機の再稼働に反対する声を挙げました。わたくしも、福島原発刑事訴訟支援団団長として、福島原発事故による被害の現状と刑事裁判のポイントを報告、一緒にデモ行進をさせて頂きました。
また夕方には、玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会、玄海原発反対からつ事務所の皆さんの主催により、唐津市文化体育館で開かれた、12.2反プルサーマルの日2017 玄海原発プルサーマル再稼働にストップを!「講演会 終らない福島原発事故と東電刑事裁判のゆくえ」で講演させて頂きました。福島原発事故の現状と第1回公判で明らかになった刑事裁判の核心を訴え、福島原発刑事訴訟支援団への参加もお願い致しました。
佐賀のみなさま、12.2反プルサーマルの日のポスティングから、集会・デモ、講演会と1日がかりの行動、朝から夜までの連続行動とお疲れさまでした。たいへんお世話になりました。ありがとうございます。


