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今年も鹿島町の「酉(とり)小屋」が完成

 12月24日午前、鹿島町の「酉(とり)小屋」が、今年も完成しました。
 鹿島地区地域振興協議会の「歴史と文化委員会」が中心になって 、2009年、55年ぶりに復活し、今年で7回目となります。17日の篠竹取りと24日の小屋作りと、延べ50人を超えるみなさんが作業に参加して協力しながら作り上げました。
 「酉(とり)小屋」は、福島県浜通り地方の正月の伝統行事です。正月近くに、田んぼの中に竹や木で小屋を作り、小屋の中に神棚を設けて囲炉裏をきり、子供が中に入って、餅を食べたり甘酒を飲んだりします。小正月に小屋を燃やし神様が煙とともに天に帰るとされ、この火で餅を焼いて食べると一年間風邪をひかないといわれています。
 鹿島地区地域振興協議会では、1月6日午後3時から8時まで前夜祭を行い、1月8日午前6時から火入れ式、焚き上げを行う予定。正月飾りを送り、無病息災を祈るどんど焼き、です。「歴史と文化委員会」では、「子どもたちに楽しんでもらい、伝統行事を伝えたい」と、みなさまの参加を呼びかけています。  

*場所 いわき市鹿島町下蔵持、県道常磐江名港線沿いの水田

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by kazu1206k | 2017-12-26 11:37 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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