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脱原発福島ネットワークが2018年総会

脱原発福島ネットワークの2018総会合宿が1月13日午後から14日午前にわたり、いわき市で開かれました。
2017年活動報告と総括では、脱原発福島ネットワークとしての取り組みとして、東電交渉が再開31回から38回まで8回開催され、福島県沖地震への対応、第二原発の早期廃炉、白血病労災認定、トリチウム汚染水の海洋放出中止、川村発言撤回とトリチウム水の安全な保管、1・2号機排気筒の倒壊防止と解体、被曝労働者の待遇改善と被曝の低減、凍土遮水壁などをはじめ、多数の課題の追及を継続したこと。7月には、福島原発事故の現状と課題について「7.17広瀬隆講演会」を開催しています。
課題毎では、「事故収束と被曝労働」について石丸小四郎さん、「廃棄物問題」について蛇石郁子さん、「ひだんれんの活動」について大河原さきさん、「健康被害、甲状腺がん」について武藤類子さん、「刑事裁判 告訴団・支援団」について地脇美和さんが、それぞれ報告しました。        
2018年活動計画と具体化では、原発のない社会をめざすネットワーキングニュース「アサツユ」の発行、東電交渉の継続、「トリチウムを海に流すな!汚染水アクション」として、更田規制委員会委員長の海洋放出発言への抗議や7月16日海の日アクションの開催を決めました。他に、東電福島原発事故後の運動の記録づくり、若者向けスクールの開催、放射能安全プロパガンダに対する対抗アクションなど の検討が行われ、プロジェクトをつくることになりました。
14日には、「いわき放射能市民測定室たらちね」で、事務局長の鈴木薫さんから「原発震災7年、たらちねの活動と課題」について、お話を伺い施設見学をさせて頂きました。

●脱原発福島ネットワーク
1988年の創設以来、福島第二原発3号機の再循環ポンプ破損事故と再稼動反対・廃炉要求、福島第一原発7、8号機の増設反対や軽水炉でプルトニウムを燃やすプルサーマル計画に反対する「ストップ・プルサーマルキャンペーン」の結成および県民署名運動の展開、原子力発電所の地震対策や津波対策、老朽化対策、度重なる事故やトラブルなどの原因追求、東京電力と毎月交渉する活動や監視活動を29年間続けてきました。2011年の福島原発震災以降、東電告発プロジェクトと被曝者援護法プロジェクトにより福島原発告訴団などを推進し、東電元3幹部の刑事起訴に至りました。
by kazu1206k | 2018-01-15 23:54 | 脱原発 | Comments(0)