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障がい者福祉連絡協、手をつなぐ育成会との意見交換

 1月29日午前、いわき地区障がい者福祉連絡協議会及びいわき市手をつなぐ育成会といわき市との意見交換会に係る報告会に出席しました。
 これは、24日にいわき市保健福祉部と両団体の意見交換会が開催されたのを受けて、両団体の代表者のみなさんがいわき市議会教育福祉常任委員会の委員に報告した上で、意見交換を行ったものです。
 両団体からは、地域包括ケアシステムの中に、高齢者も児童も障がい者も位置付けられたことを前提に、具体的課題として、グループホーム、通所事業所、工賃、短期入所、移動支援、人材確保、障害者差別解消支援地域協議会、傷害支援区分の認定調査、障がい者の高齢化、障がい児・者の医療などについて、その意見内容と行政側の受け止めが報告されました。
 グループホームでは、グループホームの利用を希望する障がい者の方の需要に供給が十分ではないため、各種の補助金はあるものの、いわき市としての補助金等の検討ができないか。
 通所事業所では、事業所に通ため送迎サービスを利用しますが、広域都市のいわき市においては、送迎加算だけでは送迎サービスが成り立たない現状があり、いわき市独自の補助金を検討してほしい
 工賃では、いわき市が発注していた、総額1,000万円ほどの敬老記念品事業の委託がなくなったため、各福祉事業所の利用者である障がい者のみなさんへの工賃支給に大きな打撃となっていること。いわき市役所への福祉の店の出店回数の増などがあるが、工賃アップのために、障害者優先調達法の趣旨を踏まえて、市役所全体としての事業の切り出しの検討も訴えられました。
 こうした課題解決に向けて、行政としてすぐ取り組めること、中期的に検討することなど、行政側の受け止め方も踏まえ議会としての取り組みについて、具体的に進めていくことを意見交換致しました。

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by kazu1206k | 2018-01-29 23:03 | 議会 | Comments(0)