東海第二原発の再稼働への資金援助に反対!東電交渉のお知らせ
2018年 04月 12日
東京電力福島第一原発事故の責任を問う、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電元役員の福島原発刑事訴訟では、大津波を予見し防潮堤などの対策を検討しながら、被告らによって対策が放棄された事実が証人によって生々しく証言され、3被告の罪状が次々と明らかになっています。
一方で、東京電力は、日本原電・東海第二原発の再稼働に必要な費用である、新規制基準への対応費用約1740億円について、資金援助に応じる経済的支援を表明しました。しかし、東京電力は、福島第一原発事故の賠償・廃炉などの費用が払えず、私たちの税金である巨額の公的資金が投入され、形だけ破綻を免れている実態にあります。原子力損害賠償紛争解決センターの和解手続きを拒否し、損害賠償の損害賠償に応じない東京電力に、東海第二原発の再稼働の費用を負担するなどあってはならないことです。
再開第40回東電交渉は、冒頭に
「東海第二原発の再稼働のための日本原電への資金援助に反対し、福島第一原発事故被害者への完全な損害賠償を求める要請書」を提出します。
過酷事故を引き起こし、賠償も事故収束もままならず、被害者を切り捨て、悔い改めない東京電力です。
どうか、奮って、ご参加下さい。
■■ 東電交渉、再開第40回のおしらせ ■■
■ 日時:4月16日(月)13:00~15:00
■ 場所:いわき市平 東京電力(株)平送電所(いわき市平谷川瀬仲山町53)
■ 内容:
① 「東海第二原発の再稼働のための日本原電への資金援助に反対し、福島第一原発事故被害者への完全な損害賠償を求める要請書」の提出と質疑
② 「福島第一原発での放射性物質監視不能に伴う運転上の制限逸脱及び使用済み核燃料プール冷却ポンプの停止に関する要請書」への再回答と質疑
③ その他