4月17日は第7回公判、東電刑事裁判
2018年 04月 13日
4月に入り、10日・11日と、東京電力福島第一原発事故の責任を問う、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電元役員の福島原発刑事訴訟の公判が連続して開かれています。
証人尋問で、大津波を予見し防潮堤などの対策を検討しながら、被告らによって対策が放棄された事実が証人によって生々しく証言され、3被告の罪状が次々と明らかになっています。
10日・11日は、東京電力の津波対策の中心にいた高尾氏が証言、被告人武藤氏が津波対策実施をまさにちゃぶ台返しをしたさまを浮き彫りにしました。
来週4月17日は第7回公判期日、引き続き、高尾氏の反対尋問が行われる予定です。
みなさまの傍聴をよろしくお願いいたします。
【4月17日 福島原発刑事訴訟 第7回公判、院内集会と記者会見のお知らせ】
東京電力福島第一原発事故の責任をめぐって、東電元役員らが業務上過失致死傷の罪で強制起訴された福島原発刑事訴訟の第7回公判が、4月17日に開かれます。(開廷10時~17時頃閉廷予定)
前回も証人の方から、重要な証言がなされました。
また、検察がこれまで、押収していたにもかかわらず、公開されていなかった電子メールなども明らかにされました。
今後も様々な事実が明らかにされることを期待しています。
この公判の閉廷後、報告会(記者会見も兼ねる)を参議院議員会館の講堂にて行います。
被害者参加の代理人として法廷に出席する弁護団からも報告を行います。
また、これまでの経過は支援団のホームページに掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
記
<東京地裁前>
8:20~9:00 傍聴整理券の配布
8:30~8:40頃 地裁前行動 (団長あいさつなど)
9:00~ 『厳正な判決を求める署名』提出(東京地裁刑事訟廷)
<院内集会> (会場:参議院議員会館 講堂)
11:00 院内集会開会
映画『福島は語る』(土井敏邦監督)一部上映
12:00前後 午前の公判の報告 (弁護団より)
14:00~16:20頃 午後の部開会 (途中休憩あり)
講演:和田央子さん(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会)
「もうひとつの内部被ばく 仮設焼却炉現場からの報告」
<公判の記者会見&報告会> 【会場:参議院議員会館 講堂】(弁護団 約90分間)
開会時間:未定(公判終了の30分後に開会予定)
■福島原発刑事訴訟支援団■■
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1 080-5739-7279
https://shien-dan.org/ info@shien-dan.org