市立小・中学校のブロック塀の設置状況と対応
2018年 06月 23日
この後、いわき市教育委員会の学校支援課は、19日・20日に緊急の現地調査を実施し、21日、「市立小・中学校におけるブロック塀の設置状況調査について」を、以下のように公表しました。
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市立小・中学校におけるブロック塀の設置状況調査について
平成30年6月18日(月)に発生した大阪府北部を震源とする地震により、小学校のプール壁が倒壊し、4年生の女子児童が犠牲となったことから、市立小・中学校敷地に設置されているブロック塀の設置状況調査について、緊急の現地調査を行いましたので、お知らせします。
1、調査対象
学校敷地に隣接する道路部分に高さ1.2mを超えるブロック塀が設置されている学校(10校)
・小学校7校
・中学校3校
2、調査期間
6月19日(火)・20日(水)
3、調査結果
⑴ 鉄筋探査機による調査の結果、すべてのブロック塀において、現行の建築基準法上の基準(昭和56年6月1日施行)通りの配筋状況であることを確認
⑵ 控壁について、2校については、現行の基準に適合しているものの、8校については、昭和56年6月1日以前に構築されたものであり、現行基準に適合していない。(小学校6校、中学校2校)
4、今後の対応
現行基準に適合していない8校分のブロック塀については、詳細調査を実施し、適切な対応をする予定です。
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*何らかの対応が必要と判断された学校8校の対応予定は、次の通りです。
・撤去を含めて応急対応ー勿来一小、内郷一中
・控壁なし、または不足している施設の補強予定ー赤井小、四倉小、大浦小、湯本一小、菊田小、植田中