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沖縄戦慰霊法要と遺品展

 6月23日、約20万人といわれる住民を巻き込んだ沖縄の地上戦、組織的な戦闘が終わった日とされる23日は、犠牲になった人たちに祈りをささげる、沖縄慰霊の日。
 午前、いわき市平15町目の菩提院廿三夜尊堂でいとなまれた沖縄戦殉難諸精霊の慰霊法要に参列しました。菩提院(浄土宗 涅槃山 袋中寺)は、磐城の地からはるか遠い琉球へと仏教布教に赴いた袋中上人ゆかりの寺。
 昨年より菩提院で開催されている沖縄戦遺品展【遺品が語る沖縄戦〜思いが駆ける海の道】も2回目となりました。主催者は沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会。73年前の沖縄戦により犠牲になった方々の遺骨は、現在も多くが収拾埋葬されないまま沖縄の野辺に眠り続けているといわれ、6歳で沖縄戦を体験した国吉勇氏は、この方々を土に還る前に地上に出して差し上げようと、60年間遺骨と遺品の収容活動を継続し、収拾した遺骨は3800柱あまりになるといいます。いわき市で2回目の遺品展では、民間の生活用品の遺品も多く展示され、壕での長期間の生活を強いられた極限の困難を垣間見る思いでした。
 慰霊法要に続いて、「磐城じゃんがら遊劇隊」「いわき美らてぃーだ」のみなさんのみなさんにより、じゃんがらとエイサーの奉納も行われました。
 
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by kazu1206k | 2018-06-24 22:11 | 平和 | Comments(0)

佐藤かずよし


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