熱中症対策で防犯球技大会中止、教室にエアコンを!
2018年 07月 20日
各地で熱中症で死亡や病院搬送などのニュースが相次いでいます。愛知県豊田市の小学一年生が校外学習後に熱中症で亡くなったことを受け、福島県教育委員会は19日までに、県内59市町村教育委員会と県立学校に、熱中症への注意を喚起する緊急通知を送っています。福島県内では、19日、熱中症の疑いで17市町村の10~90代の男女53人が救急搬送され、うち22人が体育祭や除草作業などに参加していた高校生でした。
福島県浜通りも向こう1週間、気温は30度を越し、最高気温35~7度という予報もあります。そうした中で、いわき東地区防犯協会連合会鹿島支部主催による恒例の防犯球技大会は、毎年、夏休み最初の日曜日に鹿島小学校で実施され、回を重ねて今年は62回を迎えていました。しかし、鹿島小学校では、18日から校庭や体育館での運動を控えていることから、19日に緊急役員会を召集し、鹿島小学校とも協議の上、子どもたちの熱中症対策を重視して、今年の大会を中止することを決めました。
一方、「子どもたちの教室にエアコンを設置してほしい」という声が、保護者はもちろんのこと、学校関係者からも、切実な願いとして強まっています。私が所属する、いわき市議会創世会では、毎年秋、次年度予算要望書に「小中学校の普通教室にもエアコンを設置すること」をあげ、市長に要望提出していますが、未だ保健室のみという状況です。
この猛暑ですから、児童生徒の健康管理と学習環境の維持を考えれば、熱中症対策として、教室にエアコンを設置するのは当然のことです。県内12市ではすでに9市で設置しており、いわき市も計画的に「小中学校の普通教室にもエアコンを設置すること」が必要です。来年度予算に是非とも計上するよう、市長始め執行部に働きかけを強めていきたいと思います。
今のままだと学校へ行かせるのに不安しかありません。
どうか、子供達を守るために、いわき市の学校の教室へもエアコンを設置してください。