緊急消防援助隊の合同訓練
2018年 11月 18日
この訓練は、大規模災害時における緊急消防援助隊の技術及び連携活動能力の向上を目的に、総務省消防庁が主催して、平成8年度から全国を6ブロックに分けて毎年実施しています。
被災地の要請で都道府県域を越えて、空や陸から駆け付ける消防の応援部隊が「緊急消防援助隊」であり、いわき市でも21隊84名が登録されています。
今年度は、いわき市の開催となり、東北6県に北海道、新潟県を含めた1道7県の緊急消防援助隊のみなさんが集結。本市の消防訓練としても、過去最大規模となりました。東日本大震災以降、津波被災地での実動訓練は初めてです。
訓練は、21世紀の森公園をメイン会場に、小名浜港2号埠頭、マリンブリッジ、小名浜石油などで、津波災害救助救出訓練や多重衝突事故救助救出訓練、石油コンビナート火災対応訓練、高所救助救出訓練などが本番さながらに実施され、隊員の真剣な訓練を見学させて頂きました。また、21世紀の森公園には、救助犬や資機材の広報ブースなども設けられ、地域の女性の会のみなさんを中心とした赤十字奉仕団によるカレーや豚汁などの炊き出しも行われました。
参加したみなさま、それぞれのポジションで2日間ご苦労様でした。