白河で東電刑事裁判報告会とシンポ
2019年 02月 03日
真実は隠せない!予見-回避可能だった原発事故はなぜ起きたのか。裁判で明らかになった真実の数々をお伝えし、原発事故を引き起こした者の責任が明らかにされなければ、命を奪われた被害者の無念は晴れない、この思いを裁判所はしっかりと受けとめて、指定弁護士の求刑通り(禁錮5年)、厳正な判決を求めると、2017年の第1回公判以来、証人尋問、被害者遺族の意見陳述、勝俣被告ら3被告の被告人質問、検察官役の指定弁護士の論告求刑、被害者代理人の意見陳述など、これまで36回公判の概要とポイント、明らかになった真実を、福島原発刑事訴訟支援団団長が報告しました。
また、同じ会場で報告会終了後、原発災害情報センターの主催による、シンポジウムシンポジウム「裁判から見えてきた原発災害」が開催されました。パネリストは、福島原発刑事訴訟支援団の佐藤和良、「生業を返せ!地域を返せ!」福島原発訴訟原告団長野の中島孝さん、福島「農地の原状回復訴訟」の研究の林衛さんでした。パネリストの報告の後、会場から、農地の原状回復訴訟の原告の農民の方からの報告もありました。