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いわきアリオス 事業説明会2019

 4月20日午後、初開催の「いわき芸術文化交流館アリオス 事業説明会2019」に参加しました。
 開館12年目に入る、いわきアリオスとしては、初めての「事業説明会」。いわきアリオスの2019年度自主企画事業の説明会でした。自主企画事業は、舞台芸術の鑑賞機会を提供する鑑賞系事業、講座やワークショップ等を主体とした普及系事業、学校や福祉施設等を訪問し、生の芸術を提供するアウトリーチ事業、街なかの賑わい創出と地域連携推進を目的する市民協働型事業などがあります。
 午後1時から始まった説明会では、いわきアリオスの企画制作課長の「事業ミッション、事業戦略と2019〜2022年度の4カ年事業戦略」の説明に始まり、同課のコミュニティ事業グループ、演劇・ダンスグループ、音楽学芸グループのそれぞれの事業担当スタッフが、企画意図から公演の見どころ、聴きどころを、約2時間に渡りプレゼンテーションしました。
 また、プレゼンテーションを挟んで、「おでかけアリオス」などで、アリオスとの共同作業が8年目に入るクリエイティブ・ダンス・ユニットの「んまつーポス」の3人が躍動的なパフォーマンスを披露しました。
 質問コーナーでは、事業戦略の「市民による文化芸術の創造活動を支援する」はどう進めるのという質問や30代の女性からは同世代にアピールする企画の必要性が投げかけられたり、首都圏からの参加者の施設への好意的な発言、市の共創のまちづくりとの連動、伝統的な郷土芸能の取り上げなど、多いとはいえない参加者からも、いわきアリオスの「生活支援型アートセンター」と自己規定する事業戦略に対する質問が出され、館長などが積極的に応えていました。
 昨年の10周年というエポックを経て、新たな時代に入ったということを象徴するイベントでした。
 いわきアリオスは、施設の建設と維持管理を民間資金等を活用したPFI事業として展開してきましたが、2023年の事業終了を前に、今年度から次期運営体制の検討調査に入ります。その際、市民アドバイザー会議は、条例に則った適正な運用が前提です。今後は、利用者はじめ広範な市民意見の聴取と反映を目指した議論を進めていくことが望まれます。

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by kazu1206k | 2019-04-20 23:24 | 文化 | Comments(0)

佐藤かずよし


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