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講演会:いま、あらためて振り返る  原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと。

FoE Japanの満田さんから、『講演会:いま、あらためて振り返る  原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと。』のご案内が届きました。以下に紹介します。

東京新聞で今年1月下旬から3月11日まで連載された「背信の果て」はお読みでしょうか?
福島第一原発事故の際、スクリーニング(避難時汚染検査)における除染の基準が、13000cpmから10万cpmに引き上げられたことは周知の事実ですが、さらに深刻なのはスクリーニングの目的そのものが捻じ曲げられてしまったことです。
スクリーニングには、高濃度の放射性物質が浮遊する中を避難した人たちが、体に放射性物質を付着したまま避難することを防ぐため、また、住民が内部被ばくしてしまっている場合は早期に発見し、医療的措置につなげるためーーの2つの目的があったはずです。福島原発事故当時の福島県のマニュアルでは、スクリーニングで一定(13000cpm)以上の値を示した場合、いったん除染し、再検査をし、もし再度同じ値を計測した場合は、内部被ばくを疑って処置を行うことになっていました。
ところが、福島原発事故の際、この基準が10万cpmに引き上げられたばかりか、マニュアルで定められていた除染後の再検査や記録を住民に渡すという手続きがスキップされていたのです。これを詳細にスクープしたのが、東京新聞の「背信の果て」です。
このたび、この問題に焦点を当てた講演会を企画しました。避難当事者の菅野みずえさん、また渾身の取材で「背信の果て」を執筆した東京新聞記者の榊原崇仁さんにお話しいただきます。 「隠された初期被ばく」に焦点をあてつつも、菅野さんには、原発事故発生当時のこと、避難の「リアル」について、より広くお話しいただけると思います。ぜひお越しください。
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講演会:いま、あらためて振り返る
    原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと

http://www.foejapan.org/energy/fukushima/190527.html
お話し:菅野みずえさん(浪江町から兵庫県に避難)
    榊原崇仁さん(東京新聞記者)
日 時2019年5月27日(月)18:30~20:30
会 場文京区区民会議室5C 
>地図 https://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
参加費700円
申込下記申込みフォームからお申し込みください。
https://www.foejapan.org/event/event_form.html
主催・問合せ
国際環境NGO FoE Japan  TEL: 03-6909-5983  / FAX: 03-6909-5986 /
E-mail: info@foejaapn.org
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※翌日には、原子力防災に関する政府交渉を開催します。
<院内集会&政府交渉>
 原子力防災指針・安定ヨウ素剤配布のここが問題
服用を40歳未満に制限/消された内部被ばくの測定
 http://kiseikanshi.main.jp/2019/05/14/14111/
5月28日(火)13:30~16:30参議院議員会館B105にて
スケジュール
13:30~14:50 院内集会
 ・福島原発事故避難者:菅野みずえさんのお話
 ・安定ヨウ素剤の服用を40歳未満に制限する指針等の問題点
 ・事前配布の30キロ圏への拡大を求めて
 ・避難退域時検査で消された内部被ばくの測定
15:00~16:30 政府交渉(原子力規制庁他:調整中)
主 催:避難問題を案ずる関西連絡会/国際環境NGO FoE Japan/原子力規制を
監視する市民の会他調整中
資料代:500円
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※東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト ご寄付募集
※ご寄付いただける場合は、以下のフォームからご一報ください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/19c687df169745
郵便振替口:00130-2-68026 口座名: FoE Japan
または、城南信用金庫 高円寺支店 普通358434  エフ・オー・イー・ジャパン
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by kazu1206k | 2019-05-16 23:07 | 脱原発 | Comments(0)