県立小名浜高等学校の同窓会総会
2019年 06月 08日
昨年、福島県教育委員会が「1学年3学級以下は、学校の魅力化を図りながら統合を推進」という「県立高等学校改革基本計画」を打ち出し、「基本方針3 学校の再編整備・特色化による教育活動の魅力化」では、「学ぶ意欲を引き出す望ましい学校規模」として「1学年4〜6学級、1学年3学級以下は、学校の魅力化を図りながら統合を推進」としました。
このため、昨年の同窓会総会では、創立112年を迎えた同校が同年度から1学年2クラスとなり、統廃合対象となることから「存続に向けて努力したい」と熱い想いが噴出。明治40年設立の「小名浜町立小名浜実業補習学校」を起源として、地域に密着した高等学校として歩んできた小名浜高等学校の歴史を踏まえ、特色ある教育活動を育みながら、地域に根ざした高等学校として、再生したいという願いが、会長はじめ同窓会の皆さんから語られました。
私も、昨年の総会を受けて、学校再編整備に対する地域社会と市民の要望について、福島県並びに県教育委員会に対して、本市として地域社会の要望を的確に伝えるべきと、昨年の市議会6月定例会で取り上げてきました。
今年の総会では、学校長から、海星高校との統合に向けた「改革懇談会」が開催されていること、10年前に旧銚子商業高校と旧銚子水産高校が統合され、商業科・情報処理科・海洋科の3学科で再生した「千葉県立銚子商業高校」などの先進事例の視察も触れられました。
懇親会で、「ピンチをチャンスに変える」、新しい小名浜地区の高等学校としての再生に向けて、私も同窓会の皆さん、教職員の皆さん、地域の皆さん、と力を合わせていきたいとご挨拶させていただきました。