今年も旧盆を迎える
2019年 08月 11日
両親はじめ、ご先祖をお迎えするために楢葉町の墓所に行って参りました。
同級生らしき人はじめ何人かの人々が、墓所の清掃をしている姿が見られました。私たちも、お墓をきれいに掃除して、花を手向け、今日まで生かしていただいたことに感謝し、祈りを捧げました。
東日本大震災と原発事故から8年5ヶ月。ふるさとは、あの日以来、大きく変貌しています。
しかし、人々の喪失感、心の穴を埋めるには、ほど遠い現状です。歳月の積み重ねだけでは、到底補えるものではありません。
取り返しのつかないもの。祖先の霊に手を合わせながら、改めて、取り返しのつかないものを取り返す覚悟を問われたような気がしました。