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鹿島山崩れ、県道通行止で市長等に緊急要望

 8月26日から、いわき市内小中学校は2学期に入りました。山体崩落から3日目となる鹿島町久保薬師前の現場周辺では、鹿島小の教職員、PTA保護者の皆さんなどが見守る中、子どもたちの登校が始まりました。通学ルートは崩落現場を避けて迂回しています。
 幹線道路である鹿島街道=福島県道26号小名浜平線の全面通行止めは、市民生活の各方面で影響が出ています。
 鹿島街道の全面通行止めにより、国道6号線バイパスが鹿島町飯田から小名浜林城の区間が大渋滞しており、平と小名浜を結ぶ市内各地の市道も、朝夕の通勤時間を中心に渋滞が発生しています。
 また、通勤通学バスが鹿島地区の一部を迂回しているため、バス通学利用の子供達が困っています。狭隘な生活道路へ通勤車両などが進入して、住民や車両同士の接触等の危険性が増しています。
 このため、26日午前、小針小名浜支所長らに住民の現状と要望を説明し、午後、清水いわき市長、上遠野土木部長らに鹿島地区の行政区や学校関係、住民からの以下の緊急要望を伝えました。
 1、自主避難先について、鹿島町久保薬師前の崩落現場に隣接する2世帯の自主避難先の確保と提供
 2、通学バスについて、小名浜第一中学校に通学する鹿島町の生徒の通学バスの確保
 3、鹿島街道の片側通行について、市民生活の安定のために1日でも早い実現
 これら緊急の要望について、市長はじめ市の各担当は、福島県に対して鋭意申しれ、住民要望に応えたいとのことでした。また、小名浜支所としては、鹿島地区の地域振興協議会や商工事業者団体、区長会などに現状と今後の対応について説明したいとのことでした。

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by kazu1206k | 2019-08-26 22:00 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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