公開シンポジウム:どうなっているの? ALPS処理汚染水
2019年 10月 18日
東電福島第一原発の敷地にたまり続けるALPS処理汚染水に関して、「海洋放出しかない」という趣旨で、更田豊志原子力規制委員長や、原田義昭前環境大臣などの発言が相次ぎました。しかし、これは事実ではありません。
昨年の公聴会では、漁業関係者も含めた多くの参加者から「陸上長期保管を行うべき」という意見が表明されました。これを受けてALPS小委員会の山本一良委員長は、陸上保管案も一つのオプションとして検討することを約束。今年8月9日の第13回委員会で、ようやく陸上における長期保管の議論がはじまったばかりです。ALPS小委員会での議論はどうなっているのでしょうか?
また、「原子力市民委員会」は、かねてより大型タンクによるALPS処理汚染水の陸上保管案を提案してきましたが、先日新たに、モルタル固化による陸上保管の技術的な可能性も提案し、経産省、環境省、原子力規制委員会に提出しました。
いわき市におきまして、以下のシンポジウムを開催します。ぜひ、ご参加ください。
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公開シンポジウム:どうなっているの? ALPS処理汚染水
「海洋放出が唯一の選択肢」は本当か?
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/191117.html
日 時:2019年11月17日(日)14:00~16:00(受付開始13:30)
会 場:いわき・ら ・ら・ミュウ いわき市観光物産センター研修室(住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町 43-1)
参加費無料 申し込み不要
内容(予定)
ALPS処理汚染水をめぐる議論のポイント-海洋放出が唯一の選択肢?
…満田夏花/FoE Japan事務局長
陸上保管案――大型タンクおよびモルタル固化、そのメリット・デメリット
…川井康郎/原子力市民委員会規制部会
福島・いわきからの報告
経済産業省・環境省からのコメント(招へい予定)
ディスカッション
共 催:これ以上海を汚さないで!市民会議、国際環境NGO FoE Japan、
原子力市民委員会
問合せ:国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6909-5983
E-mail: info@foejapan.org