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川前町ー床上浸水、法面崩落等の被害

 10月18日午後、台風19号の被害調査で、川前町に伺いました。堤防が決壊して大きな被害を出した夏井川。その上流部の支流・鹿又川での浸水被害です。
 鹿又渓谷から遡った川前町下桶売の志田名地区は、海抜480メートルから500メートル。双葉郡川内村から同地区を経て川前駅方面に通ずる、県道上川内川前線が南北に走り、集落が点在し、鹿又川沿いに田畑が存在します。
 この日は、区長さんに被害の現状をお聴きし、12日から13日に警戒に当たり被害も確認してきた地元消防の分団長さんにご案内、ご説明いただきました。
 県道沿いの2世帯が床上浸水して2階などに避難して難を逃れた現場では、県道が片側通行できないほどえぐられています。2世帯の方は、ここ30年で3度目の浸水被害だと嘆いておられました。再度の被害を防止するために、河川の改修も考えて欲しいと要望されました。
 志田名地区では、このほかに、至る所で鹿又川が越水して田畑、牧草地などに土砂が流出する被害が出ており、市道などの道路法面の崩落なども発生していました。また、他の桶売地内では、森林の伐採、特に全伐による山崩れ崖崩れも多発していました。
 状況は、市の河川課、農地課などの担当部署に説明して、必要な対応を求めました。
 志田名地区は、8年7ヶ月前の原発事故の際も、放射性物質の降下により大きな被害を受けています。

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by kazu1206k | 2019-10-20 23:30 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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