関電の原発マネー不正還流を告発する会
2019年 10月 25日
相談会に出席した、河合弘之弁護士は、「不正なお金がないと成り立たない原発と訴えていこう。告発によって検察が起訴するかどうかは分からないが、皆さんのお金がくすねられているのだから検察審査会が起訴相当にする可能性はある。闘うことに意味がある。怒りを結集してほしい。怒りを示すのは告発人の人数だ。」と檄。
会は、11月25日までに1000人を目標に告発人を募っています。
「関電の原発マネー不正還流を告発する会」からの呼びかけです。
関西電力の巨悪を明らかにするために「関電の原発マネー不正還流を告発する会」
関西電力の役員等20名が、福井県高浜町の元助役森山栄治氏から約3億2千万円の金品を受領していたことが明らかになりました。
金沢国税局の査察が入ったとの情報を得た役員たちはあわてて一部を返却し「返すタイミングを計りながら一時保管していた」と言い訳をしていますが、税金の修正申告に応じていることは「一時保管」でなかったことを認めていることになります。
不正な金品の原資について、八木会長は「わからない」と述べていますが、関電の発注した主として原発関係の工事費からの還流であることに疑いの余地はなく、それを受け取るのは犯罪です。
関電は、批判の声に押されて八木会長ら数人が辞任することによって幕引きを狙い、新たに設置した第三者委員会に究明を任せるとしていますが、「具体的な調査対象の範囲、調査手法については、本委員会が当社と協議したうえで決定する。」としていて、真相が明らかになるかどうかは今後の推移を監視していかなければならない状況です。
原発マネーの還流はどのように行われていたのか、高浜原発以外ではなかったのか、政治家への不正な資金の流れはなかったのか、真相を解明しなければ再発防止もままなりません。そのためには第三者委員会だけではなく、国会が国政調査権を行使して解明に動くことや、強制的な権限を持った捜査当局が動く必要があります。吉田開発や森山氏の遺族への取調べや押収、捜索、また税務署からの事情聴取は検察でないとできません。
この問題が世に出るきっかけとなった内部告発文書には「国税局と地検特捜とを巻き込み、隠ぺい工作がなされたのは明確な事実」とあります。
不都合な真実を隠ぺいさせず、検察に関電役員らの犯罪行為を起訴させるには、不正を許さないとする広範な市民の声が必要です。関電役員らへの告発に、ぜひ参加してください。
関電の原発マネー不正還流を告発する会
以上の呼びかけ文http://kandenakan.html.xdomain.jp/yobikake.pdf
告発状(案)http://kandenakan.html.xdomain.jp/kokuhatujyou.pdf
あなたも告発人になってください
1.告発には、以下の(1)~(4)の手続きをお願いします。
(1)入会申込書に必要事項を記入してください。
http://kandenakan.html.xdomain.jp/moushikomi.pdf
(2)委任状に必要事項を記入してください。(下記4.の「委任状について」を参考に)
http://kandenakan.html.xdomain.jp/ininjyou.pdf
(3)上記2点を事務局へ郵送してください。
(4)会費(1口500円以上)を納付してください。
2.送付先住所
〒910-0859 福井県福井市日之出3-9-3
反原発県民会議気付 関電の原発マネー不正還流を告発する会
3.会費 (1口500円以上) の納入をお願いします。
(送金先) =郵便振替口座=口座記号番号: 00760-6-50628
加入者名 : 原子力発電に反対する福井県民会議
(この口座を使いますので、通信欄に「告発する会」と書いてください。)
4.委任状について
・委任状は自筆でご記入ください。
・氏名欄と捨て印欄の2箇所に印鑑を押してください(認印で結構ですがシャチハタは不可)
・日付は委任状を記入した日を書いてください。
5.締切り
2019年11月25日必着
*お問い合わせ
(電 話) 0776-25-7784
(ファックス) 0776-27-5773
(メール)fukuiheiwa@major.ocn.ne.jp(メール、ファックスによる申し込みはいたしておりません。)
関電の原発マネー不正還流を告発する会
事務局:〒910-0859 福井県福井市日之出3-9-3
原子力発電に反対する福井県民会議気付
mail:fukuiheiwa@major.ocn.ne.jp