寒中、行事続く
2020年 01月 07日
午前、鹿島町船戸の若宮八幡神社の正月祭に伺いました。昨年8月の鹿島街道の久保薬師前交差点付近の山崩れで、氏子の一世帯も避難生活を続けています。自宅裏山が崩落して氏神様や井戸が埋まってしまい、離れに崩落した岩が迫りました。これからの復旧工事の見通しや工事に伴う家屋の移転、それに対する補償などの問題をお聞きしました。
6日晩、鹿島地区振興協議会の歴史と文化委員会が中心となって進めている、鹿島町下蔵持の酉小屋に伺いました。酉小屋は、福島県浜通り地方の正月伝統行事。田んぼの中に竹などで小屋を作り、神棚を設け囲炉裏をきり、小正月に小屋を燃やし神様が煙とともに天に帰ります。昼間は、学童の子どもたちなどがご招待され、約120名近い子供達が囲炉裏を囲んで、味噌田楽などを味わったそうです。
7日午前は、上矢田の鹿島神社歳旦祭・祈祷祭・祈年祭に伺いました。鹿島神社は、延喜式に記載のある「式内社」、磐城郡七座の一つです。鹿島村時代の郷社でもありましたので、上矢田、下矢田、走熊、米田、三沢、飯田、若葉台など各地区から氏子総代や氏子が参集しました。拝殿で1時間程、護摩を焚いてのご祈祷。その後、直会で氏子の皆様に、旧年中の感謝を申し上げ、新年のご挨拶をさせていただきました。
夕方は、いわき市といわき商工会議所の主催による「新春市民のつどい」に出席しました。
