今年も酉小屋のお焚き上げ
2020年 01月 08日
前日からの雨も止み、地元消防団が待機する中、酉小屋は勢いよく燃え上がりました。
酉小屋は、福島県浜通り地方の伝統的な正月行事。田圃の中に竹や木で小屋をつくり、小屋の中に神棚を設け、囲炉裏をきって、餅を食べたり甘酒を飲んだりします。小正月に、無病息災を祈念して小屋を燃やすと、神様が天に帰るとされています。
鹿島町下蔵持の酉小屋は、鹿島地区地域振興協議会の歴史と文化委員会がよびかけて、平成22年に50年ぶりに復活、東日本大震災の年を除いて今年で9回目となります。昨年12月、篠竹取りと小屋作りには、多くの地区のみなさんが作業に参加、協力して酉小屋を完成させました。1月6日午後には子どもたちが味噌田楽やお持ち焼きで楽しいひとときを過ごし、前夜祭も行われました。
鹿島地区地域振興協議会の歴史と文化委員会はじめ、下蔵持区、地元消防団のみなさま、今年も、ありがとうございました。