今年も、障がい者職親会との視察懇談
2020年 01月 17日
13回目の今回の視察先は、いわきFCを擁する株式会社ドームユナイテッド様に伺い、企業説明を受けた後、障がい者雇用の現場やいわきFCスタジアムなどを視察させて頂いた後、参加者の皆様と懇談しました。
企業説明で、株式会社ドームユナイテッドは、「パフォーマンスアスレチックブランドUNDER ARMOURや、 アスリートのためのサプリメントブランドDNSを展開する株式会社ドームの100%子会社」。
株式会社ドームは、2011年3月19日、東日本大震災でいわき市に救援物資を届けた縁から、「スポーツを通じて、いわき市を東北一のまちにしたい」というミッションの元に、いわき市に進出しました。
ドームユナイテッドの全国物流拠点がドームいわきベース(DIB)です。今年で5年目で、「魂の息吹く物流センター」を目標に、物流も直営として、社員による運営を行い、平均年齢は27歳。約300人を雇用し、社員100名と言います。世界基準のファシリティ、24時間365日稼動で、障がい者雇用は23名(精神15)、1年越えたメンバーが殆どで、2〜3年もおられるとの説明でした。大半は返品ラインに十数名が働き、商品仕分け作業を行い、他に清掃、事務などに就労しているとのことでした。
意見交換では、以下のようなお話が出されました。
・法定雇用率:実雇用率2.2%、いわき市全国2位。
・クレーム対応業種、指導の仕方:社員2名ついて、説明してやってみせる。
ーサポートするパートさん、心の温かい人が揃っている。
・精神障がい者の定着:疑問や不安を長引かせない。話を聞く、相談の場で解決する。
ー面接会開いた、50〜60人割合が多いので集まった。
ーフォローする毎日:休み連絡は、管理部門が担当。遅刻しても出勤を勧める時も。
ーイベントの開催。
ー3者面談、本人と会社と家族と今後開きたい。本人確認から。
・支援学校
ーハローワーク、就職相談会。最近、話を聞いてくれるようになった。求人に偏り。
ー中小企業複数での共同雇用への補助、通勤できる移動補助、市でできないか。
・職親会役員
ー障がい者雇用に関する、中小企業への支援策。→中小企業振興条例での対応の可能性を検討
ー市の担当者の移動しない体制
・障がい者就労支援センター
ー登録者850人。精神、発達多い。
ー本人の力見る時、体験実習の場の確保必要。実習の場の企業に補助できないか。
年間100〜150人。月10人程度。
ー情報共有。障がい者雇用していない企業情報。
