3.1市民集会「これでいいの?!原発事故と復興五輪」
2020年 01月 29日
3月26日、東京五輪の聖火リレーがJビレッジから始まります。
そもそも、政府は、東京電力福島第一原発事故の原子力緊急事態宣言が解除されない中で、汚染水は「アンダーコントロール」という、安倍総理のフェイクスピーチによって、東京五輪の招致を行いました。
現在も、デブリ取り出しの見通しも立たない困難な事故収束作業が続いています。倒壊の恐れのある1・2号機排気筒の解体工事では、高線量の現場に人が登って切断を行う状況です。また、政府と東京電力は100万トンを超えるタンク貯蔵汚染水を海洋放出しようとしており、漁業者は海を守るために陸上保管を求め、多くの福島県民が海洋放出に反対しています。
政府は、復興五輪と銘打ち、JR常磐線の全線開通や帰還困難区域の避難指示解除を進めていますが、避難者はじめ原発事故の被害者・被災者は「オリンピックで事故は終わったことにされる」と政府の被害者・被災者切り捨てに危機感を募らせています。
こうした現実を直視し、福島第一原発事故のすべての被災者が人として生きる権利を求めて、市民集会を開きます。
市民集会「これでいいの?!原発事故と復興五輪」
〜汚染水 アンダーコントロール?!アベのウソから始まった〜
1、 日時:2020年3月1日(日)14:00〜16:00
2、 場所:いわき市鹿島公民館大講堂
(福島県いわき市鹿島町走熊字鬼越83-1 0246-29-2250)
3、 プログラム
講演:「世界が危惧する原発事故下の五輪」 村田光平さん(元駐スイス大使)
市民の発言:「私の思い」
会場からの発言:
4、 共催:脱原発福島ネットワーク、原発事故被害者団体連絡会
5、 連絡先:☎0246-58-5570
●講師:村田光平(むらたみつへい)プロフィル
・1961年東京大学法学部卒業後、外務省研修生としてフランス留学。中東第一課長、宮内庁御用掛、在仏公使、国連局審議官などを歴任。96年〜99年、在スイス大使。
・その後、東海学園大学教授(1999〜2011年)、原発震災を防ぐ全国署名連絡会顧問(2004〜2008年)、京セラ株式会社顧問(2000〜2002年)、地球システム・倫理学会常任理事(〜2016年)を歴任。
・現在、公益財団法人日本ナショナルトラスト顧問(2004〜)、東海学園大学名誉教授、工学院大学孔子学院客員研究員、日本ビジネスインテリジェンス協会顧問。
●関連アクション「福島はオリンピックどごでねぇ!」
・1日目「ダレのせいかリレー」
日時:2月29日(土)11:00〜12:30
会場:Jビレッジ周辺(駐車場集合)
内容:横断幕、多言語プラカードを掲げてスタンディングとJビレッジ周辺ウォーク
・2日目 「スタンディング」
日時:3月1日(日)午前:9:30〜10:30
会場:福島市 県営あづま球場(東邦みんなのスタジアム駐車場集合)
内容:横断幕、多言語プラカードを掲げてスタンディング
・連絡先080-2805-9004(大河原)