いわき市議会2月定例会は、3月12日閉会しました。
議会提出の「いわき市魚食の推進に関する条例」はじめ、市長提出の「いわき市無料定額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例」「いわき市森林環境譲与税基金条例」など条例の制定3件、「いわき市特別市営住宅管理条例及びいわき市市営住宅管理条例の改正」など条例改正24件。また、令和元年度補正予算が12件、総額約1,489億7千万円の一般会計をはじめとする、令和2年度当初予算が19件、令和2年度補正予算が3件、その他9件、副市長の選任の同意など人事2件と市長提出72議案を可決・同意しました。
また、「小野町一般廃棄物最終処分場の埋立容量の変更を許可しないことなどを求める意見書」(下記に掲載)など4意見書も可決しました。
議案の採決では、令和2年度当初予算のうち、当初契約の工事費が57億円から66億円に増額され工期も14カ月延長となり問題となってきた、本庁舎等耐震化改修事業の追加費用約2.7億円並びに小学校月額200円・中学校月額230円の給食費値上げの関連予算に反対しました。
●令和2年度当初予算の概要は、以下の通りです。
■ 全会計の合計は、3,029億円(前年比6.3%減)。
■ 一般会計は、都市排水路等の災害復旧などの台風19号等対応関連経費、除染土壌の搬出やため池の放射性物質対策などの復興関連経費、いわき駅並木通り地区市街地再開発・消防車両整備・小規模特別養護老人ホーム建設補助金などのまちづくり関連経費…1,489億円(前年比9.3%増)
■ 特別会計は、後期高齢者医療、介護保険、土地区画整理事業、競輪事業など…899億円(前年比5.6%増)
■ 企業会計は、水道事業、病院事業、下水道事業…639億円(前年比0.7%増)
小野町一般廃棄物最終処分場の埋立容量の変更を許可しないことなどを求める意見書
株式会社ウィズウェイストジャパンが、小野町に設置した一般廃棄物最終処分場小野ウェイストパークは、本市の主要な水道水源の上流域に立地し、市民に大きな不安を与える存在であることから、本市議会として、これまで許可権者である県や、立地地方公共団体である小野町に対し、当該計画を容認することなく、当該処分場の廃止に向けて対応するよう強く要望してきたところである。
しかしながら、当該事業者は、当該処分場への再搬入を行うべく、昨年8月16日に県に対し、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条第1項に基づく変更許可申請書を提出したところである。
当該処分場については、建設時などにおいて、本市の市民団体が水道水源の安全性を確保する観点などから、建設工事の差し止めや操業停止を求める訴訟を提起した経緯があり、そのような経緯を踏まえると、今回の再搬入計画は、過去の経緯を軽視し、市民感情を無視した計画であると言わざるを得ない。
また、当該処分場が立地する夏井川流域では、令和元年東日本台風により夏井川が氾濫し、これまで経験したことのない大規模な水害が発生したことから、当該処分場からの夏井川への有害物質の流出がこれまで以上に懸念される。
以上のようなことから、本市議会としては、今回の当該処分場への再搬入計画について断じて認めることができない。
よって、福島県、小野町及び田村広域行政組合においては、当該処分場への再搬入計画を容認することなく、今回の変更許可申請を許可又は同意しないよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
令和2年3月12日
福島県知事 内 堀 雅 雄 様
小野町長 大和田 昭 様
田村広域行政組合代表理事 本 田 仁 一 様
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