人気ブログランキング | 話題のタグを見る

トリチウム測定の電解濃縮装置購入費用のカンパ

いわき放射能市民測定室 たらちね から「トリチウム測定のための電解濃縮装置購入・設置費用のカンパをお願い」が届きました。以下、ご紹介します。

【 電解濃縮装置の購入*カンパのお願い 】
トリチウム測定のための電解濃縮装置購入・設置費用のカンパをお願いします。   目標金額:600万円

https://tarachineiwaki.org/donation
※カンパは上記URLからお手続きをお願いします。
金額は任意でお願いいたします。

〈電解濃縮装置が必要な理由〉
たらちねでは、2015年9月から福島の海を中心に、海水の定点測定を行ってきました。測定核種はセシウム134、セシウム137、ストロンチウム90、トリチウムの4核種です。
どの核種も生命に危険な影響を与え、また測定は難しいのですが、特にトリチウムの測定は試料を濃縮して測らなければ結果を数値として表すことが困難です。
濃縮するためには「電解濃縮装置」という機器が必要です。これまでは、この機器がなかったので、濃縮せずに測定していました。濃縮しないで測定すると検出下限値が高くなり、数値として残すことが難しく、多くは「不検出」となります。「不検出」は検出下限値未満であることはわかりますが「では、どのぐらいの値なのか?」について知ることができません。
原発事故による海洋汚染の実相を長期に渡り測定し、トリチウムによる汚染状況を測定値により可視化し記録するために電解濃縮装置が必要です。

〈未来の子どもたちへ〉
私たちの時代に福島原発事故が起きました。この事故の収束は、あとどれくらいかかるかわかりません。汚染は、陸上だけでなく海の汚染も深刻です。
原発事故による環境の汚染を測定し可視化すること…次世代を担う子どもたちは、この測定値を自分たちの世の中をつくる上での学びとして役立てていくのではないでしょうか。
環境中の放射能の測定と記録は、今の大人が子どもたちのためにできることの一つだと考えています

*カンパのお願い*
これまで電解濃縮装置を設置することができなかったのは高価な機器である、ということが理由の一つでした。ただ、そうしているうちにトリチウム測定の意義はどんどん高まりました。今、必要な測定を行うために、電解濃縮装置の購入をできればと思っております。そのための資金カンパを、どうかお願いいたします。


トリチウム測定の電解濃縮装置購入費用のカンパ_e0068696_06092291.jpg







by kazu1206k | 2020-06-13 23:02 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k