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汚染水パブコメの期限迫る、7月31日まで!

国際環境NGO FoE Japan の満田さんから「汚染水パブコメ7/31まで!」お知らせです。

「ALPS(多核種除去設備)で処理したが、トリチウムなど放射性物質を含む水」
に関するパブコメの期限が7月31日に迫っています。
パブコメまだの方、ぜひ! 以下のサイトに論点やパブコメの出し方をまとめているので、ご参照いただければ幸いです。
https://www.foejapan.org/energy/fukushima/200407.html#top
ご存じの通り、タンクの水の7割以上に、トリチウム以外の放射性物質が基準を超えて残留しています。東電は「二次処理」すると言っているのですが、二次処理した結果、どのような核種がどのくらい残留するのかということは示されていません。

この間、福島県の21の市町村が相次いで意見書を採択。うち13は、「海洋放出反対」という内容になっています。その他の自治体も慎重な対応を求める内容となっています。

7月23日の海の日には、「これ以上海を汚すな!市民会議」のみなさんが、いわき市小名浜にてスタンディングをされました。昨日はDAPPEの若者たちが、福島駅前でデモを行いました。

朝日新聞と福島放送の福島県の有権者を対象とした世論調査(今年2月)では57%の人たちが放出に「反対」と回答しています。

福島県漁連のみならず、栃木県の漁連、宮城県の漁連も放出反対の意思表示をしています。
全漁連は6月23日、通常総会にて、汚染水に関し「海洋放出に断固反対する」との特別決議を全会一致で採択。福島県漁連も、6月26日、同様の内容の決議を全会一致で可決しました。

コロナ禍の中で、政府は着々と「御意見を伺う場」を開催(福島で3回、東京で2回)。自らが「関係者」として選んだ人たちからのみの意見聴取を進めています。議論はほとんど行っていません。
ちなみに、意見聴取の対象は、自治体や産業団体などがメインで、意見を述べた37人中36人が男性。ジェンダーバランスも問題ですが、それ以前に、そもそも政府が選んだ「関係者」からしか意見聴取を行わないことは、大きな問題だと思います。






by kazu1206k | 2020-07-26 23:53 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k