10月27日、令和2年10月臨時会が1日間の日程で開催されます。
議案は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う補正予算が1件、令和元年度決算の認定が14件です。
今回の臨時会は、市長提出の議案の審議などが行われます。本会議は、傍聴席、小川支所を除く各支所及びインターネットで御覧いただけます。
傍聴は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、傍聴席12席(身体障がい者車いす席1席)となっています。
補正予算の新型コロナウイルス感染症対策に要する経費25億6944万円の概要は、以下の通りです。
(1) 感染拡大防止策に要する経費 4億6848万円
・検温機器の導入等
安心・安全な施設利用のため、避難所や公共施設に赤外線体温測定機器や保健衛生用品等を整備する
・空調設備の改修
感染拡大を防止する観点から、必要な換気量を確保するため、公共施設の空調設備を改修する
・学校施設衛生環境改善事業費
感染リスクの低減を図るため、小学校のトイレの洋式化を進める
・感染症対策協力医療機関支援事業費
院内での感染拡大を防止するため、市内の救急医療協力医療機関等における衛生用品の購入等に係る費用を補助する
(病院:20万円、診療所:10万円を上限)
(2) ICT環境や勤務環境の整備に要する経費 13億5287万円
・光ファイバー回線整備等支援事業費
「新たな日常」における情報通信基盤としてすべての市民が超高速通信サービスを受けられる環境整備に向け、光ファイバー回線未整備地区(三和、田人、川前、小川の一部)の整備を行う電気通信事業者に対し、整備費及び運営経費の一部を負担する
・テレワーク実施環境整備事業費
職員の同時感染を防止し、市民生活に必要な行政機能の維持やワーク・ライフ・バランスの確保、さらには業務の見直し等を通じた生産性の向上等のため、テレワークを実施するための環境整備を行う
・サテライトオフィス整備事業費
市民生活に必要な行政機能の維持を図るため、本庁舎付近の公共施設等をサテライトオフィスや仮庁舎として利用できるよう、地域イントラネットの情報通信環境を整備する
・働きやすいまち推進事業費 (感染症対策分)
「障害者就職面接会」の開催中止等を踏まえ、障がい者の就職意欲の喚起及び企業における障がい者雇用の拡大を図る ため、企業PR動画による企業案内を実施する
・公民館講座ウェブ配信事業費
公民館で実施している市民講座等を動画撮影し、Web配信するために必要なビデオカメラ等の機器を整備する
・母子保健オンライン環境整備事業費
今後の市内感染状況に左右されずに妊産婦向けの教室や相談等をオンラインで実施できるように環境整備を行う
(3) 経済対策に要する経費 1億1588万円
・市内宿泊需要喚起支援事業費
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛等の影響を大きく受けた飲食・物販事業者の売上拡大、需要回復を図るため、市内宿泊施設の宿泊者に対し、あんしんコロナお知らせシステム加盟店で使えるクーポン券(1,000円/人)を配布する
・市民限定宿泊費助成事業費
コロナ禍の中、遠方への旅行を控えている市民による域内観光の充実を図るため、市内宿泊施設の割引補助(3,000円/ 泊)を実施する
・交通事業者車両維持支援金
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛等の影響を大きく受けた市内の交通事業者に対し、車両維持のための支援金(バス事業者:7万円/台、タクシー事業者:3.5万円/台)を 給付する
(4) その他 6億3220万円
・学校臨時休業対策事業費
小中学校の臨時休校・段階登校に伴い、学校給食納入業者に対し、主食・牛乳加工に係る違約金相当を補助する
・財政調整基金積立金