「かずよしレポートNo.62」を1月1日付けで発行しました。
昨年9月の改選により新たな議会がスタートしました。以降、これまで、令和2年10月臨時会(10月7日)、令和2年10月臨時会(10月27日)、令和2年11月臨時会(11月27日)、令和2年12月定例会(12月3〜16日)と、3回の臨時会と1定例会が開催されました。その主な内容と、12月定例会に向けて開かれた「市民の意見を聞く会」でたご意見に対する市の回答を報告したものです。
●令和2年10月臨時会(10月7日)
9月の市議会議員選挙後初めて開かれた臨時会は、正副議長選挙や常任委員会委員などの選任、監査委員選任の同意などを行い、いわき市議会の新たな体制を決めました。
臨時会では、正副議長選挙で、正副議長を志す議員の所信表明会が初めて開催されました。
所信表明会は、議会改革の一環として、市民への説明責任を果たし選出過程の透明性を確保するため、いわき市議会創世会が2012年に提案、昨年12月に制定された「市民とともに未来をひらくいわき市議会基本条例」に盛り込まれ、今回実現したものです。
わたくしは、2名が立候補した副議長選挙に立候補し、所信表明会で所信表明をさせていただきました。結果、新副議長に選出され、第19代副議長に就任しました。
●令和2年10月臨時会(10月27日)
10月27日の10月臨時会は、三和・田人・川前・小川など光ファイバー回線未整備地区の回線整備等支援事業費や新型コロナウイルス感染症対策等経費25億6944万円のいわき市一般会計補正予算(第7号)を可決し、令和元年度決算の認定14件について特別委員会を設置、閉会中の検査権を委任しました。
●令和2年11月臨時会(11月27日)
11月27日の11月臨時会は、給与関連の市長提案と議員提案の議案16件、閉会中審査を終了した令和元年度決算議案14件を可決しました。
●令和2年12月定例会(12月3〜16日)
12月定例会は、常磐湯本財産区が運営する温泉給湯事業等の市移管に伴う議案、災害の頻発激甚化に対応し「危機管理部」を新設する「市部等設置条例」や大規模災害に備え消防職員の定数を28名増員する「市職員定数条例」の改正案、新型コロナウイルス感染症に係る経費等のいわき市一般会計補正予算(第9号)など市長提出議案51件を可決しました。
湯本財産区2事業の市移管、情報共有と経営形態の検討を求める
常磐湯本財産区は、常磐湯本町を区域とする特別地方公共団体。区民の福祉増進のため、家庭や旅館などへの温泉給湯事業、「湯本駅前みゆきの湯」「上の湯」の2施設の公衆浴場事業、区民や市に土地の貸付を行う財産管理事業の3事業を実施してきました。近年、施設の老朽化や利用者の減少により、事業を継続するため、区の管理会と市が協議し、来年度から、温泉給湯と公衆浴場の2事業を市に移管することになりました。
このため、施設の管理運営費用の財源に充てる基金の設置条例、温泉供給施設の設置と管理に必要な条例の制定、これまでの関係条例の廃止、関連する管理会条例や公衆浴場条例の改正が提案され、審議の過程で、区民や管理会との協議内容、事業継続と収支を含めた今後の経営見通しなどが議論となり、執行部に対して、適切な情報開示と共有を求めるとともに、移管後早期の経営形態の検討を求める附帯決議が行われました。
●市民の意見を聞く会、ご意見と市の回答
・PCR検査の費用負担、市の軽減策は
・ひとり親家庭への支援
・自殺者の増加、いのちを救う窓口
議会報告会のお知らせ
●1月12日(水)午後6時30分 平月見町 26区集会所
●1月14日(木)午後6時30分 常磐 常磐公民館
●1月15日(金)午後6時30分 小名浜 小名浜公民館
●1月16日(土)午後1時 鹿島町 鹿島公民館
●1月16日(土)午後3時 江名 江名集会所