1月12日から16日まで、今年初の議会報告会を、マスク着用・三密回避などのコロナ対策を実施の上、開催しました。開催地区は、12日平、14日常磐、15日小名浜、16日鹿島と江名の合わせて5カ所です。
昨年9月の改選以降、令和2年10月臨時会(10月7日)、令和2年10月臨時会(10月27日)、令和2年11月臨時会(11月27日)、令和2年12月定例会(12月3〜16日)と、3回の臨時会と1定例会が開催されました。
10月臨時会(10月7日)では、いわき市議会の新たな体制を決めた正副議長選挙の所信表明会について、市民への説明責任を果たし選出過程の透明性を確保するため、いわき市議会創世会が2012年に提案、一昨年12月に制定された「市民とともに未来をひらくいわき市議会基本条例」に盛り込まれ、今回実現したこと。
10月臨時会(10月27日)では、三和・田人・川前・小川など光ファイバー回線未整備地区の回線整備等支援事業費や新型コロナウイルス感染症対策等経費25億6944万円のいわき市一般会計補正予算(第7号)、令和元年度決算の認定14件について特別委員会を設置などを報告。
11月臨時会(11月27日)では、給与関連の市長提案と議員提案の期末手当10%カット案を可決したこと。
12月定例会(12月3〜16日)では、常磐湯本財産区が運営する温泉給湯事業等の市移管に伴う議案、災害の頻発激甚化に対応し「危機管理部」を新設する「市部等設置条例」や大規模災害に備え消防職員の定数を28名増員する「市職員定数条例」の改正案、新型コロナウイルス感染症に係る経費等のいわき市一般会計補正予算(第9号)などを可決したことを報告。
また、12月定例会に向けて開かれた「市民の意見を聞く会」で伺いましたご意見に対する市の回答も合わせてご報告致しました。
その後、参加した皆様からのご質問、ご意見、ご要望などをお聴きいたしました。
頂戴いたしました主なものをご紹介させていただき、会場でお答えしたものの他、担当課への対応を含めて、課題解決に取り組んで参りたいと思います。
・広報いわきに掲載された台風19号水害被害のドローン写真は衝撃的だった。水害被災地域の上流部に予定されている風力発電の開発地域は、ゾーニングで不適地とすべきではないか。
・阿武隈南部風力発電の環境アセスの準備書には、道路に関して詳しく書かれていない。
・成人式が延期になったが、新成人の貸衣装代について、市からの補助はできないか。
・コロナ感染した場合の入院する病院名の公開はできないか。
・コロナで影響が出ている飲食店への休業補償をすべきではないか。
・消防団員のなり手が不足しており、団員確保のためにも処遇の改善をしてほしい。
・コロナ対策の緊急事態宣言に対応して、事業者への支援体制を充実してほしい。
・危機管理部の発足に伴う本部の設置は。また、情報の集中とコントロールをしっかりやってほしい。
・遠野地区三大明神風力発電所の建設に伴う山林破壊と大雨による被害を回避してほしい。
・太陽光発電所建設に関する環境規制が必要ではないか。
・コロナ禍で生活保護世帯が増えており、ひとり親家庭支援は大事、十分にしてほしい。