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原子炉格納容器上葢のシールドプラグの汚染、廃炉工程見直しを!

福島原発震災10年、政府・東電の被害者切り捨てに抗う!
原子炉格納容器上葢のシールドプラグの高線量汚染、廃炉工程見直しを!

 3.11原発震災10回忌。コロナ禍の中、2011年3月11日19時3分に、政府が発出した原子力緊急事態宣言は依然として解除されていません。
 昨年11月現在、原子炉建屋からは毎時約2.4万ベクレルの放射性物質が大気中に放出され、1日あたり4,070人の労働者が厳しい環境で事故の収束作業に従事しています。
 燃料デブリの取り出しなどは夢のまた夢。昨年6月、原子力規制委員会の事故分析検討会に報告された、2・3号機の原子炉格納容器上蓋のシールドプラグの高線量については、同年12月の同検討会中間とりまとめ案で、シールドプラグの下面で1号機では100〜200兆ベクレル、2号機では4〜7京ベクレル、3号機では3京ベクレルと、爆発による高濃度汚染が推定されました。これは、事故収束作業と廃炉工程の大幅見直しに直結します。 
 30〜40年で廃炉という政府と東電の根拠のない中長期ロードマップの杜撰さがますます明らかになり、廃炉完了とはどういう状態なのか、今こそ根本的な議論をする時です。
 除染なき避難指示区域の解除、低線量被曝強制の帰還政策、汚染水の海洋放出策動など政府と東電の被害者切り捨てに抗い、決して諦めず、ともに手をつなぎ前進しましょう。
  (脱原発福島ネットワーク ニュース★アサツユ☆2021.2.12 第353号)


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by kazu1206k | 2021-02-15 22:31 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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