今年もいわき市盲人福祉協会の定期総会

　3月28日午前、いわき市盲人福祉協会に定期総会に出席しました。

　今年も、コロナ禍の下での総会となりましたが、市内各地から会員、協力会員などの皆さんが参集しました。

　総会では、令和2年度の事業経過報告、決算報告、会計監査報告が行われ、令和3年度の事業計画案と予算案が審議、承認されました。また、来年に結成50周年を迎え記念式典が予定されており、来年度総会の冒頭の開催に向けて準備することも確認されました。

　その他では、いわき市が重度心身障がい者の経済的負担の軽減などを目的に実施している「市重度心身障害者交通費助成」について、4月以降、居住地域の地区保健福祉センター等で窓口申請を行うことなどが確認されました。

　今年も顧問の立場で、ご挨拶させて頂きました。
　視覚障がい者のみなさんと市民がともに生きる社会をめざして、視覚障がい者の日常生活支援と福祉団体活動の円滑化が図られ、地域福祉の向上につながるよう、今後もサポートしていきます。

　いわき市盲人福祉協会は、1972年2月に、いわき市内平・常磐・小名浜の地区組織を統合再編して誕生、保健医療・生活福祉・文化教養・社会参加など、視覚障がい者を取り巻く問題の解決改善に取り組んできました。
　設立以来、重度障がい者の医療費の自己負担を償還払いから各医療機関が本人に代わって全て請求する現物給付に改める「医療費の窓口無料化」やNHKラジオ難聴区域の解消すること、国道や県道・市道への誘導ブロックの敷設や音の出る信号機の設置、路線バスの行き先案内などの要望活動を進め、いわき点訳グループ・いわき声の奉仕グループのみなさんのご協力による、文化祭やレクリエーション活動、スポーツのほか、社会福祉協議会やライオンズクラブなどの団体からの協力援助、さらに、「いわき市総合福祉計画策定会議」への参加など、いわき市など行政機関との連携も進めてきました。