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市感染拡大防止一斉行動、24日から5月16日

 新型コロナウイルス感染症の第4波により、いわき市内の感染拡大防止が正念場を迎えています。
 4月23日午前、いわき市長は臨時記者会見を開き、市内における感染の急拡大に伴う「いわき市感染拡大防止一斉行動」の実施を発表しました。
 市内では、4月初めから事業所や学校などでクラスターが5件発生、22日までに245人が感染、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が爆発的感染拡大を示すステージ4の目安25人に達し、市内医療機関の受入病床はひっ迫、市内感染者を市外医療機関等で受け入れていただく事態になっています。
 地域医療崩壊を招く恐れから、16日に「病床ひっ迫宣言」を行ったものの、新規感染者は減らず、病床利用率は高く、厳しい状況に陥っています。
 旅行や帰省、イベントなど、人の接触機会が増える、ゴールデンウィークを控え、感染拡大と地域医療への深刻な影響が危惧されます。これ以上の感染拡大に歯止めをかけるため、いわき市は、4月24日から5月16日まで約3週間、市民・事業者の皆様のご協力により、家庭や職場などあらゆる場面において、「感染拡大防止一斉行動」として、3つの事項の取り組みをお願いしました。
 1つは、ゴールデンウィークなどの不要不急の外出、移動の自粛です。
 2つは、家庭内での感染防止対策をできる限り強化することです。
 3つは、事業所や学校における感染防止対策をさらに強化することです。
 市としても、職員の感染防止と行政機能の維持を図るため、23日、非常時優先業務体制の発動を決定、感染防止対策のステージを引き上げました。
 また、この期間は、人との接触をできる限り減らすため、公共施設の原則休止、同期間中の市主催イベント等も、可能な限り延期、規模縮小または中止を検討し、このまま感染拡大が続く場合、営業時間の短縮を県に要請することも考えています。
 さらに、感染者等に対する差別、誹謗中傷、個人特定をしない。感染者と家族へに思いやり、医療従事者やエッセンシャルワーカーに感謝やエールも呼びかけました。
 市民一人ひとりの、「感染しない」「感染させない」という強い危機意識と緩みのない行動によって、第4波の感染急拡大から地域医療の崩壊を防ぎ、市民のいのちと健康を守ろうと、「感染拡大防止一斉行動」へのご協力を呼びかけています。

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by kazu1206k | 2021-04-23 22:41 | 地域 | Comments(0)