6月10日に開会した、いわき市議会6月定例会が24日、閉会しました。
6月定例会では、条例を根拠とする手続きの押印廃止を一括改正する「市押印を求める手続の見直しのための関係条例の整備に関する条例」の制定案1件、新型コロナ感染症の被害で税負担できない方の国民健康保険税を減免する「新型コロナウイルス感染症の影響による被害を受けた者に対する国民健康保険税の減免に関する条例の改正」や新型コロナウイルス感染症拡大による経済状況から被保険者の税負担に配慮し、国民健康保険基金を取り崩して本年度の国民健康保険税率を据え置く「市国民健康保険税条例の改正」など条例改正案16件、新型コロナウイルス感染症対策費や夏井保育所と統合する高久保育園改築費、令和元年東日本台風等による災害の復旧費など総額約41億1,559万円の補正予算案5件、その他の議案9件、人事案3件の市長提出の計34件さらに、議会提出の「市議会会議規則の改正」1件もが可決されました。
23日には全員協議会を開き、政府に「汚染水の海洋放出の再検討を求める意見書」を手渡した上で、政府と東京電力から説明を聞き活発に質疑を行い、海洋放出の再検討を求めました。
また、無車検車による接触事故に関して、決議案第1号「石井敏郎議員に対する議員辞職勧告決議」及び決議案第2号「石井敏郎議員に対する問責決議」が提出されましたが、採決の結果、決議案第1号は少数否決、決議案第2号を賛成多数で可決しました。