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「普通に美味しいお魚を食べ海と親しんで生きていく権利がある」、海の日アクション

 7月18日、午後1時30分から2時間にわたり、オンライン集会「どうなっちゃうの?ふるさとの海 市民の目でみる汚染水 Vol.2」が開かれました。これ以上海を汚すな!市民会議の主催で、2021年1月のVol.1開催から2回目となります。
 Vol.2は、「2021海の日アクション」として、海に生かされてきた私たちが、政府による東京電力福島第一原発事故で発生した汚染水の海洋放出方針の決定を受けて、一度流してしまったら元に戻すことができない中、これから海がどうなってしまうのか、海の最前線で生きる漁業者のみなさんの想い、私たちにできることは何か、など大切な問題を一緒に語りあう企画でした。
 集会の第1部は、「漁業者からのお話し」。
 小名浜機船底曳網漁業協同組合の柳内孝之理事が、福島の漁業をテーマに、聞き手である「たらちね」スタッフの水藤周三さんの質問に答える形で、小名浜機船底曳網漁業協同組合の沿革、県漁連所属の漁業協同組合の状況、常磐沖の潮目の海という豊かな漁場、目光、カツオ、サンマ、ヒラメ、カレイ、アンコウなどふくしまの春夏秋冬の旬の魚介類、底曳網漁業や刺し網漁業など漁業の種類、サンマ棒受け網漁業などの漁法の種類、常磐ものなどを解説。その後、東日本大震災と原発事故以降の漁業の復興と汚染水をめぐり、2011年事故直後の福島県漁連組合長会議での操業自粛決定、4月上旬の東京電力の協議なき汚染水海洋放出の強行、2013年の汚染水の漏洩、同年の地下水バイパス、2014年のサブドレン、2016年のA LPS小委員会の設置、2018年の同小委員会の説明・公聴会、2020年の「ご意見を伺う場」、そして、2021年の海洋放出決定とその時点時点での対応と問題点を語り、「政府と東電が信頼に足ることをしてきたのか」と話しました。
 第2部は、市民の目でみる汚染水 トークセッション。
 これ以上海を汚すな!市民会議の織田千代さん、いわき市・菓子職人の船生有紀さん、相馬市・主婦の佐藤智子さん。そして、柳内孝之さん。
 ・汚染水を流したら福島の漁業はどうなってしまうのか。10年待っていて、またか、という感じではないか。これがだらだら何10年も続けていくこと。流したら、生産者や水産物の流通、小売、消費者を含めて全体が被害を受ける話ではないか。  ・政府は、海洋放出の方針を出し、すぐに「賠償」とか言い出した。しかし、私たちは、普通に美味しいお魚を食べて海と親しんできた、お金ではなくそういう風に生きていく権利が、私たちにはある。漁業者の方々にも、おいしいものを提供している誇りがあるのではないか。お金では計算できないものがあるのに、それを「賠償」という形で扱われることで失われるものがあるのではないか。
 ・今後の福島の水産業の復興には、後継者の問題が大きいと思う。何十年にわたる汚染水の放出がそうしたところにどう影響してくるのか。水産加工の工場、観光業とのつながりなど、広い意味での水産業が、今後どうなっていくのか。漁業は補償をもらっていると言っても、漁業者からすれば、やっぱり政府や東電のやり方はおかしいと思っているのではいか。賠償をすればいいという前提だというのが間違っている。
 ・政府と東京電力はベストを尽くしていない。トリチウム分離技術の実用化ひとつとっても、そうだ。

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by kazu1206k | 2021-07-18 22:51 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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