人気ブログランキング | 話題のタグを見る

7月議会報告会での市民のご意見

 いわき市議会5月臨時会・6月定例会の議会報告会を、入場時の検温、三密対策、マスク着用などコロナ対応の上で、8日平地区、13日泉地区、14日小名浜地区、16日江名地区、17日鹿島地区と5カ所で開催しました。
 報告会では、まず、5月臨時会の概要について、全会一致で可決された「トリチウム等を含む処理水の処分方法について再検討を求める意見書」の内容と新型コロナウイルス感染症対策費など補正予算の内容を報告。
 また、4月22日、東京電力ホールディングス株式会社の小早川社長らが、いわき市議会で正副議長に面会した際の私からの「漁業者をはじめ、反対の姿勢を堅持している。政府が決めたからガムシャラにやるという姿勢ではなく、基本的に問われていることに応えるべきだ。『関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない』という文書を出しながら、理解が得られる前に決めるやり方は、最初から信頼を損ねる」「トリチウム分離技術の問題も含めて、陸上保管できないということはない」「敷地利用計画についてきちんと見直すこと。汚染水の放出は、中長期ロードマップ、廃炉の姿とリンクさせて、廃炉の完成ということと一緒に話をすべき」などの指摘を紹介しました。
 次に、6月定例会での、押印廃止を一括改正する条例の制定や新型コロナウイルス感染症拡大による被保険者の税負担に配慮し、国民健康保険基金を取り崩して本年度の国民健康保険税率を据え置く「市国民健康保険税条例の改正」など条例改正、新型コロナウイルス感染症対策費や夏井保育所と統合する高久保育園改築費、令和元年東日本台風等による災害の復旧費など総額約41億1,559万円の補正予算など議決状況、25年ぶりに全員協議会を開き、政府に「汚染水の海洋放出の再検討を求める意見書」を手交した上で、政府と東京電力から説明を聞き活発に質疑を行い、海洋放出の再検討を求めたこと、また、無車検車による接触事故に関して「石井敏郎議員に対する問責決議」を賛成多数で可決したことについてもご報告しました。
 その上で、参加者のみなさまからご質問ご意見、ご要望をお聴き致しました。
 ご参加いただきましたみなさまからの貴重なご意見、誠にありがとうございました。
 頂戴いたしました主なご質問、ご意見、ご要望をご紹介させていただき、会場でお答えしたものの他、担当課への対応を含めて、課題解決に取り組んで参りたいと思います。

・小野町処分場の施設変更許可申請の進捗状況は。
・コロナワクチンの接種状況は。
・風力発電についての三者協定の締結状況。地区での賛成の理由は。低周波公害、土砂流出問題は。
・新川の堆砂除去、河道掘削工事はどこまで実施するのか、要望書を提出したい。

・汚染水問題、東電には強くいうべきだ。
・福島県知事が反対を一言も言わないのは問題だ。
・汚染水の海洋放出は「理解」だけではなく「同意」が必要だ。医療のインフォームドコンセントでは、同意がなければ傷害罪の適用もある。
・コロナ対策、PCR検査、市民が安心できる体制が必要だ。

・松坂吊橋は、いつ頃再建されるのか。
・ひとり親家庭の支援のためには、市が実態把握を進めることが重要だ。
・若い人への支援も必要、2人に1人が孤独感を持っているという調査もある。

・コロナワクチンの接種のペースはどうなるのか。
・ワクチンの接種、コールセンターの設置がまちがいでは。相馬方式が良いのではないか

・トリチウム等汚染水の海洋放出、漁業関係者は真剣だ。トリチウムの分離技術を推進してほしい
・石井議員の無車検事故問題はおかしい。
・小玉ダムの鬼の説明が消えている、フラワーセンターの花の説明も消えているので改善してほしい。
・小名浜市民プールの跡地利用について、公共施設の複合施設をつくってほしい。
・蔵持川の河道整備は今後どう進めるのか。一部に除去した堆砂などの仮置き場の騒音問題があった。
・熱海市での土砂災害を受けて、いわき市内の土砂災害警戒区域での盛り土の調査をしてほしい。













by kazu1206k | 2021-07-19 22:05 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k