いわき市は、7月20日午前、市長記者会見を開き、「8月の新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付け開始」について明らかにしました。
ワクチン接種は、7月後半のワクチン供給量が大幅に少なかったため、2回目の接種に必要なワクチンの確保を最優先にして、接種スケジュールが見直されました。このため、7月5日以降に予定していた接種券の郵送が全て延期となり、8月以降の1回目接種の予約受付けを一時停止するなどの緊急対応を行いました。
今般、8月前半に本市に供給されるワクチン量が確定したことから、新たな接種体制を見直し、8月に接種する方への接種券の郵送、新規予約受付けの再開の体制が整ったため、次のとおり接種券の郵送と予約受付けが開始されます。
まず、基礎疾患を有する方の受付け再開分約2,000人、保育施設、学校等の教職員約5,000人分の接種券は、7月20日に発送。次に、64歳~60歳の方、約21,000人分の接種券は、7月26日から順次発送。
また、7月20日午後1時から、8月1日から8月29日までの4週間分について、1回目の新規予約受付けを開始。
59歳以下の皆様への対応は、9月分のワクチン供給見通しが8月中旬に明らかになるとの見込みから、8月下旬を目途に、9月分の接種券発送・予約受付について、お知らせする予定です。
ワクチン接種の円滑化のためには、まず、国が早期に都道府県へのワクチン配分の時期と量を示し、県が県全体の想定接種率に基づくワクチン量を算定し、総量を確保して、各市町村が必要とするワクチン配分のスケジュールを明示する必要があるため、市としては、引き続き、これらについて国・県に対し働きかけていきます。