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宿泊療養施設の増室、入院待機ステーションを新設

 いわき市は、8月27日午後、臨時市長記者会見を開き、「軽症者等の宿泊療養施設の拡充及び入院待機ステーションの新設」と「妊娠中の方への接種券の優先発送及び集団接種会場での優先接種」について、公表しました。
 現状は、新型コロナウイルス感染症の第5波、デルタ株による感染急拡大により、クラスターが8月で18件発生、月間新規感染者数が26日までで1,052人と過去最多で、「療養者数」、「病床使用率」も、ステージ4の目安を上回る高い水準で、医療提供体制は厳しい状況が続います。
 療養者の増加を踏まえ、本市は、「原則入院」の基本方針から、入院病床の増床や宿泊療養施設の拡充を、県に要請した結果、入院病床は、今月18日までに当初の110床から84床増床し、194床になりました。さらに、宿泊療養施設も、従来の「いわきプリンスホテル」に加えて、28日から「東横インいわき駅前」が開設され部屋数が60室から66室増え、126室に拡充されます。
 さらに、入院が必要であるが入院まで時間が必要な場合、酸素投与等の処置を行う一時的受入れ施設として、県内初の「入院待機ステーション」が、28日から市内医療機関に5床開設されます。
 また、日本産科婦人科学会等から、妊娠後期の感染時の重症化に対応する、妊婦さんとパートナーのワクチン接種推奨が公表されたことを受け、令和3年8月20日までに母子健康手帳、または親子健康手帳の交付を受けた妊娠中の方、約1,000人に対し、8月30日に接種券を優先発送します。いわきグリーンベースに、妊娠中の方の優先接種日を設け、妊娠中の方と同居のご家族の約1500人分を、9月1日から予約受け付け、優先接種日に産婦人科医師も配置するとしました。
 本市は、今後も、県や市内医療機関等と連携し、市民の命を守るため、医療体制の充実強化に努めるとしています。

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by kazu1206k | 2021-08-27 22:14 | 福祉医療 | Comments(0)