未来のために ― いわき市民の有志でつくる、アリオスコミュニティ=「アリコミ」の特別企画、いわき演劇鑑賞会・宗形浩さんのお話を聴く会が、10月10日午後、開催されます。
いわきの演劇鑑賞運動を半世紀以上にわたって牽引してこられた、いわき演劇鑑賞会・宗形浩さん。
コロナ禍の中で、「舞台芸術における観客の位置・役割」を、今改めて考えてみたい、と思いの丈を縦横に語ります。
宗形さんのお話をお聴きして、いわき市の文化の未来をともに考える企画です。以下、ご紹介します。
アリオスコミュニティ 特別企画
いわき演劇鑑賞会・宗形浩さんのお話を聴く会「演劇鑑賞運動とともに50年」
――「舞台芸術における観客の位置・役割」を、今改めて考えてみたい――
日時:2021年10月10日(日) 13:00〜15:00(開場:12:30)
※お話は15:00終了予定。その後、質疑応答と意見交換を行います。
会場:いわきアリオス 音楽小ホール
料金:参加費:無料
対象:アリコミの目的に賛同した方なら、どなたでも
※当日のお話はライヴ配信をし、後日アーカイヴ配信も行う予定です(詳細後日発表)
内容
●宗形 浩さんより今回の趣旨について
今、3・11とは異質なまさしく未曽有の災害の渦中に演劇鑑賞団体は飲み込まれようとしている。しかし、コロナ禍のお陰で日本の舞台芸術創造者・団体等の財政基盤がいかに脆弱であったか。日本の文化政策・文化行政がいかに貧困であったかがくっきりと見えてきた。一方で劇団等の地方公演を主催している唯一の団体、全国の演劇鑑賞団体が次々と解散に追い込まれている現状は知られていない。わが国では「鑑賞」は芸術文化の範疇に入っていない。この機会に「鑑賞運動と文化行政」について考えてみたい。
●プロフィール
宗形 浩(むなかた ひろし)いわき演劇鑑賞会元代表幹事
1937年(昭和12年)いわき市内郷白水町生まれ。56年磐城高校卒・上湯長谷郵便局勤務。
主な活動歴
1964年(昭和39年)いわき勤労者演劇協議会(現・いわき演劇鑑賞会)結成、初代運営委員長。その後、事務局長・代表幹事を歴任し、2013年(平成25年)退任。この間、「いわき市に新しい芸術ホールを作る会」結成。事務局次長に就任。いわき市文化協会理事。いわき市文化交流施設検討ワーキングチーム。第24回いわき民報賞受賞。
申込み方法
●電話 アリオスチケットセンター 0246-22-5800(10:00〜20:00・火曜定休)
●Eメール info@iwaki-alios.jp
件名に「アリオスコミュニティ 10/10 宗形浩さんのお話を聴く会 参加希望」と入力し、本文のなかに、お名前とご連絡先(電話番号とメールアドレス)を明記ください。
●ファクス アリオスコミュニティ事務局 0246-22-8181(いわきアリオス事務所)
「アリオスコミュニティ10/10 宗形浩さんのお話を聴く会 参加希望」と明記し、お名前、ご連絡先(電話番号とメールアドレス)、連絡手段の希望(ファクスかメールか等)をお書き添えください。
●会場(座席)に余裕があれば当日飛び入り参加も可能
主催:アリオスコミュニティ いわき芸術文化交流館アリオス
新型コロナウイルス感染症の流行に伴ういわきアリオスご利用の際のお願い
●感染拡大防止策にご協力ください
・マスクの着用
・こまめな手洗い、手指消毒
・人との間隔をある程度とる
●以下の方は来館をお控えください
・発熱、呼吸器症状(せき、くしゃみ等)がある方
・2週間以内に感染拡大地域や国への訪問歴がある方、またはその濃厚接触者