30日に重点措置解除、10日までリバウンド防止期間

　8月8日からいわき市に適用された「まん延防止等重点措置」について、9月30日で解除されることが、政府対策本部会議、県対策本部員会議で決定されました。このため、7月31日から実施してきた、いわき市の「感染拡大防止一斉行動」も、30日をもって終了します。

　これは、本市の新型コロナウイルス新規感染者数が、7月以降急増、8月に過去最多の1,136人に昇りましたが、その後、減少傾向となり、９月に入ってからは１日当たりの新規感染者数が1桁の状況が続き、病床占有率も20％未満となったことからの決定です。

　ただ、新規感染者の確認は続いているため、感染再拡大への警戒継続が必要であり、引き続き感染防止対策の徹底を図りながら、一日も早い日常生活への回復に向け、段階的に制限緩和を行っていくとして、 10月1日から10日までを「リバウンド防止期間」が設定されます。同期間中の公共施設の利用は、これまでの原則休館から利用制限、開館時間を午後8時まで等に対応を緩和することになります。

　また、一斉行動期間に合わせて実施していた市役所の「非常時優先業務体制」についても、9月30日で終了することになります。