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10月定例会閉会、補正予算、小川支所新築の工事契約等を可決

 11月5日午前、10月21日から開催された、いわき市議会10月定例会が閉会しました。
 10月定例会は、市長提出議案42件のうち、令和2年度市歳入歳出決算の認定案19件を除く、23件について、可決・同意しました。また、「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」や「出産育児一時金の増額を求める意見書」など4意見書を可決しました。
 主な議案は、湯本駅前みゆきの湯公衆浴場を来年4月より指定管理者に管理を移行させる「市公衆浴場条例等の改正」や市立湯本第一幼稚園と市立湯本第三幼稚園を園児数の減少により廃止する「市幼稚園条例の改正」など条例の改正が3件。
 さらに、小・中学校への二酸化炭素濃度測定器の配置や衛生用品購入費用・消毒費用の補助、生活困窮者の自立相談員の増配などの新型コロナウイルス感染症対策事業費、平第三中学校などの屋内運動場の長寿命化改修工事費、観光PR動画制作等の観光情報発信事業費、小児慢性特定疾患医療費等の「令和3年度一般会計補正予算(第9号)」など令和3年度補正予算が11件。また、「令和2年度いわき市一般会計歳入歳出決算の認定」など決算が19件。
 その他は、小川支所庁舎新築工事や小名浜市民プール解体工事の工事請負契約など8件。さらに、川部財産区管理委員選任の同意を求める人事案1件でした。
 決算議案は、一般会計と特別会計・企業会計のそれぞれ決算特別委員会を設置、閉館中の継続審査としました。

*10月補正予算の主な内容

●市政執行に要する経費—約46億1,947万円
・小中学校の屋内運動場の長寿命化改修事業費—高坂小学校、小名浜第三小学校、平第三中学校の屋内運動場の長寿命化改修工事費:約4億6,205万円。
・工場等立地奨励金—工場等立地促進条例に基づき、工場の新設や増設を行った4事業者へ交付する:約1億5,398万円。
・小児慢性特定疾病医療費—小児慢性特定疾病に罹患している児童等の医療費の一部を助成する事業費の増額:約2,310万円。
・UIJターン支援事業費—本市に移住して起業・就業した人に支援金を交付する事業費の増額ー約860万円。
・情報システム標準化・共通化事業費—国の「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律」の施行により、国の標準化基準に適合した情報システムの利用が義務付けられたため、移行に支障となるデータの整理を行う:約683万円。
・スマートライフ推進事業費—スマートフォン等を使って医師・看護師に365日オンラインで健康医療の相談ができるサービスを未就学児のいる子育て世帯を対象にモデル実施する:約380万円。
・財政調整基金積立金—突発的な災害や急を要する経費など財源不足に備える:約29億7,749万円。

●国・県補助事業等の確定等に伴う経費—約1億4,031万円
・防災・減災等対策事業費補助金—高齢者施設の事業者に、非常用自家発電設備の設置や避難経路の確保等の防災・減災等対策費用を補助:約1億829万円。
・いわき観光情報発信事業費—観光PR動画制作等により、本市の自然や温泉、グルメなどの魅力を発信:約1, 498万円。
・学校施設感染症対策支援事業費—新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学校への二酸化炭素濃度測定器の配置や衛生用品を購入:約1, 230万円。
・自立相談支援事業費—新型コロナウイルス感染症の影響で増加している自立相談支援の人員を増やし体制の強化:約243万円。

●後期高齢者医療特別会計—補正額約8億3,086万円。

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by kazu1206k | 2021-11-05 22:00 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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