2022年1月1日、清々しい新年を迎えました。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中のご支援と励ましに感謝申し上げます。
本年も、いのちを守る!ため、元気に頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
新雪の中迎えた今年の元旦。燈明をあげ、若水を汲んで、ご先祖様に御礼と新しい1年の誓いをを申し上げました。圧雪の道路を江名港に向かい、雲間から出る素晴らしい初日の出を、多くの市民の皆さんとお迎えしました。午前、町内の鹿島町久保1区の御霊神社の元旦祭に伺い、旧年中のご支援に感謝申し上げ、コロナ禍の新年も市民の皆さんとともに市民福祉の向上をめざして頑張る決意を申し上げました。
さて、今年3月11日には、東日本大震災と福島原発事故から丸11年。「第2期復興・創生期間」も2年目ですが、復興は道半ばであり、未だに、政府の原子力緊急事態宣言は解除されず、事故収束作業が続いています。拙速な帰還政策が進められていますが、避難者はじめ多くのことが取り残されている現状です。
また、政府と東京電力は『関係者の理解なしには如何なる処分も行わない』という約束を反故にして、タンク貯蔵汚染水の海洋放出計画をゴリ押ししていますが、福島県漁業協同組合連合会など福島県内農林水産業団体、消費組合が一致して反対し、県内59自治体議会の約7割が反対・慎重な対応を政府に求めるなど福島県内の反発は止まず、国民・県民の反対や諸外国の懸念は広がるばかりです。
さらに、東京電力元経営陣3名が強制起訴された刑事裁判では、東京高裁での控訴審が昨年11月から始まり、第二回公判が本年2月9日に開かれます。一審では採用されなかった裁判官の現地検証の実現がカギとして、福島原発刑事訴訟支援団は、高裁での逆転有罪判決を勝ち取るために、現場検証を求める署名を呼びかけています。
震災・原発事故から11年。コロナ禍3年。多難な年明けですが、わたくしは、いのちを守り、困難をともに乗り越えていくため、市民の皆さんの切実な願いや課題の解決に向けて、今年も、あきらめず行動していく決意です。
引き続き、新型コロナウイルス感染症対策の充実、災害に強いまちづくり、子育て環境の整備・福祉の充実、農林水産業の再生と中小・小規模企業の活性化、放射能汚染水の陸上保管と原発作業員の待遇改善など「5つの約束」の実現に向けて、市民のみなさんと手を繋いで活動を進めます。
子どもたちの未来のために、いのちを守る!平和で安心して暮らせる社会をめざして、一緒に力を合わせて、一歩一歩前進してまいりましょう。どうか、本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。