福島原発震災情報連絡センターからのお知らせです。
昨年12月24日、同センターでは、文部科学省が全国の小中高等学校に直接郵送して児童生徒に配布している放射線副読本改訂版に「この水は、ほとんどの放射性物質を取り除き、大幅に薄め、健康や環境への安全を確保するための基準を十分に満たした上で、海に放出される方針」などと追記された件に関し、政府交渉(文科省と経産省)を行いました。
「汚染水海洋投棄は安全だ」と言わんばかりの政府、議論は平行線のままで、一方的な情報を子どもたちに教える国の姿勢に憤りを感じています。
副読本に限らず、展示資料館などで、「不都合な真実」を隠した刷り込みが子どもたちに行われています。
「原子力は減思力」という造語を掲げ、誤った環境教育に鋭くメスを入れ続けている後藤忍さん(福島大学准教授)を講師に迎えるオンライン学習会を企画しました。
チラシをご参照いただき、皆様のご参加をお待ちしております。
申込締め切りは1月15日です。
放射線副読本に関するオンライン学習会
「原子力は減思力」安全神話にだまされないために
・日時:1月16日(日)18:00~19:30
・講師:福島大学共生システム理工学類
後藤 忍 准教授(環境計画論)
・申込締め切り:1月15日