いわき市議会11月臨時会・12月定例会の議会報告会を、コロナ対応の上で、8日鹿島地区、11日平地区、12日小名浜地区、14日江名地区と4カ所で開催しました。寒中にもかかわらず、参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
報告会では、まず、12月定例会の概要について、可決・同意した議案のうち「観光文化スポーツ部」を新設する「いわき市部等設置条例の改正」や南部アリーナなど市の地域体育施設の電気使用料を引き下げる「いわき市体育館条例及びいわき市コミュニティセンター条例の改正」など条例の改正。新型コロナウイルス感染症対策で0歳から18歳までの児童を育てる世帯を支援する臨時特別給付金や新型コロナウイルスワクチンの3回目接種等に要する経費などの「令和3年度一般会計補正予算」など令和3年度補正予算。高久保育園園舎改築工事の工事請負契約や人事案。「小野町一般廃棄物最終処分場の変更許可申請に対する決議」などを報告。
また、11月臨時会の概要では、職員及び議員と市長等の特別職の期末手当の支給月数を0.15月引き下げ条例改正について、コロナ禍の中で頑張っている職員のモチベーションを維持することが必要として職員の引き下げに反対。令和2年度いわき市一般会計歳入歳出決算は、本庁舎等耐震化改修事業費の工事請負費や委託料などの補正予算などに反対した経緯から、予算執行後の決算に不認定としたことなどを報告。
さらに、市議会創世会が内田いわき市長に提出した令和4年度予算要望の内容や市民からのご意見を受け、湯ノ岳の丸山公園動物舎の修繕工事が始まったことなども紹介しました。
報告後、参加者のみなさまからご質問ご意見、ご要望をお聴き致しました。
頂戴いたしましたご質問、ご意見は、会場でお答えしたものの他、担当課への対応を含めて、課題解決に取り組んで参りたいと思います。
・オミクロン株、市内の感染状況は。
・流域治水対策で、神白川はどうか。矢田川はどうか。
・いわき市の医療は逼迫している。いわき医療センターの眼科が閉鎖された。医師の確保には、待遇の改善と高度医療機器の導入が必要である。対応を望む。
・困難を抱える家庭への支援が必要。ひとり親家庭の実態把握をすべきではないか。
・小野町処分場への廃棄物の再搬入について、どうなるのか。法律的に難しい問題。事業者の背景の銀行はどこか。
・いわき駅に待合室がない。利用者としては工事中の待合所を設置してほしい。
・トリチウム等汚染水の海洋放出、マスコミが詳しく報道してほしい。
・藤が丘団地入り口の市道の側溝補修を要望している。