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「放射線副読本という安全キャンペーン」、原子力資料情報室のリーフ

 原子力資料情報室がリーフレット「放射線副読本という安全キャンペーン」を、紙版、PDF版ともに無料で配布中です。「ぜひご活用ください」と呼びかけています。

 「原子力資料情報室通信」の『別冊 TWO SCENE』 2021年冬号です。毎回ひとつのテーマをわかりやすく、かつ掘り下げて解説するリーフレット。2021年冬号のテーマは「放射線副読本という安全キャンペーン」です。

 昨年12月中旬以降、文部科学省が放射線副読本2021年改訂版を、全国の小中高等学校に直接郵送して児童生徒に配布して問題になっています。
 福島第一原発事故による汚染水の海洋放出について「この水は、ほとんどの放射性物質を取り除き、大幅に薄め、健康や環境への安全を確保するための基準を十分に満たした上で、海に放出される方針」などと追記され、この放射線副読本に復興庁が作成した「ALPS処理水について知ってほしい3つのこと」というチラシを挟み込んでいます。
 「汚染水の海洋投棄は安全だ」と、一方的な情報を子どもたちに教える刷り込み教育を学校現場に強制しようという施策が危惧されています。

 「放射線副読本という安全キャンペーン」は、放射線副読本2011年初版から2018年度改訂版の3回を扱っていますが、なぜこのような副読本が作られ、どのように教育への介入が行われているのか、具体的な内容の問題点など、詳しく取り上げています。
 
 紙版、PDF版ともに無料、「ぜひご活用ください」と呼びかけています。

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by kazu1206k | 2022-02-07 22:17 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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