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市盲人福祉協会の設立50周年記念式典と令和4年度定期総会

 3月13日午前、いわき市盲人福祉協会の設立50周年記念式典と令和4年度定期総会に出席しました。
 今年も、コロナ禍の下での開催となりましたが、市内各地から会員、協力会員などの皆さんが参集しました。
 いわき市盲人福祉協会は、1972年2月に、いわき市内平・常磐・小名浜の地区組織を統合再編して誕生しました。それ以来、保健医療・生活福祉・文化教養・社会参加など、視覚障がい者を取り巻く問題の解決改善に取り組んできました。
 これまで、重度障がい者の医療費の自己負担を償還払いから各医療機関が本人に代わって全て請求する現物給付に改める「医療費の窓口無料化」やNHKラジオ難聴区域の解消すること、国道や県道・市道への誘導ブロックの敷設や音の出る信号機の設置、路線バスの行き先案内などの要望活動を進め、いわき点訳グループ・いわき声の奉仕グループのみなさんのご協力による、文化祭やレクリエーション活動、スポーツのほか、社会福祉協議会やライオンズクラブなどの団体からの協力援助、さらに、「いわき市総合福祉計画策定会議」への参加など、いわき市など行政機関との連携も進めてきました。
 式典は、音訳ボランティアさんの司会で始まり、昨年急逝された故村上亘会長にかわり関孝子副会長が代表挨拶を行った後、鈴木塙二記念事業実行委員長が50年にわたる協会の足跡を10年ごとにその特徴を紹介しました。来賓祝辞を、内田広之いわき市長、強口暢子いわき市社会福祉協議会会長、阿曽幸雄福島県視覚障碍者福祉協会会長、そして不肖佐藤和良もいわき市議会議員・いわき市盲人福祉協会顧問としてご挨拶させていただきました。
 表彰式では、長年のご功績に対して、役員功労賞にお二人、永年会員功労賞にお二人、さらに、いわき声の奉仕グループなど4団体と1個人に感謝状が送られました。
 休憩を挟んで、令和4年度定期総会では、令和3年度の事業経過報告、決算報告、会計監査報告が行われ、令和4年度の事業計画案と予算案が審議、承認されました。また、昨年急逝された故村上亘会長にかわる役員改選も行われました。
 顧問の立場では、いわき市が重度心身障がい者の経済的負担の軽減などを目的に実施している「市重度心身障害者交通費助成」について、引き続き増額に向けた取り組みを市当局に働きかけて行くことをお約束しました。
 視覚障がい者のみなさんと市民がともに生きる社会をめざして、視覚障がい者の日常生活支援と福祉団体活動の前進、地域福祉の向上につながるよう、今後もサポートしていきます。

 
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by kazu1206k | 2022-03-13 17:10 | 福祉医療 | Comments(0)

佐藤かずよし


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