3月29日午後6時30分より、いわきアリオスで、「カンティーネのスタインウェイを弾いてみる会(第3回)」が開かれました。
カンティーネに展示されているスタインウェイ製フルコンサートピアノD274型(ハンブルク製)を市民の皆さんが自由に弾いて楽しむ、という企画で、アリオスコミュニティの主催です。
カンティーネのスタインウェイ製ピアノは、1966年に「平市民会館」の開館に伴い購入され、当時の日本を代表するピアニスト・安川加寿子さんがピアノ開きを行いました。1988年「いわき市音楽館」開館とともに同館に移設、多くの市民に愛用され、さらにアリオス開館を記念して歴史あるピアノを讃えカンティーネに展示されたという来歴があります。
この名器を「もっと活用できないの?」という声を受けて始まったもので、チラシもなく、アリオスコミュティの皆さんの呼びかけや口コミというアリオスコミュニティの手作りイベントです。
今回は、小学校低学年から高齢の方までの10組の市民が、ピアノ・ソロ、連弾、オカリナ、歌、ジャズなど様々なジャンルの曲を思い思いに演奏披露し、50人を超える方が参加して演奏者も観客も暖かい雰囲気で楽しんでいました。皆さま、ありとうございます。
次回の「カンティーネのスタインウェイ・ピアノを弾いてみる会」は、次の第五火曜日である5月31日午後6時30分よりの予定です。演奏希望の方も先着順で受付中です。(電話0246-22-5800)。
アリオスコミュニティは、未来のために いわき市民の有志の呼びかけでつくる、新しい「場」です。興味をお持ち方、「何かやりたい」と思う方は、ぜひ一度いらしてください。1回のみの参加も歓迎です。