5月13日夜、「汚染水を海に流すな!&福島原発刑事裁判 三多摩の集い」が武蔵野プレイスで開かれました。福島原発告訴団東京連絡会、これ以上海を汚すな!三多摩の集いの主催。
汚染水。海洋放出の設備工事の認可について、原子力規制委員会で審査会合が終わる中、東電の一方的な準備工事が強行されている現状。そもそもの政府決定が漁業者との約束を破って、廃炉のために復興を犠牲にする欺瞞、しかし漁業者はじめ反対は根強く、認可をするな!工事中止を!の声を伝えました。
また、福島原発事故の責任を問う東電刑事裁判について、東京高裁での控訴審が6月6日の第3回公判で結審されようとしている今、損害賠償の最高裁判決が6月中にも予想され7月13日には東電株主代表訴訟の地裁判決がある事からこれらの判決をみて判断すべきと、審理継続の上申書が被害者代理人から提出されたこと、一審判決の破棄と公正な判決を求める署名活動と20日の署名提出や23日からのランチタイムスタンディングが呼びかけられていること等お話しさせて頂きました。
質疑応答では、三多摩地区の自治体議員のみなさんなど参加者が、文部科学省の放射線副読本の問題、改訂版に折り込まれ経済産業省の汚染水安全チラシの問題などが取り上げられて、活発な意見交換が行われました。
会場には、わざわざお近くの自治体から会場まで署名用紙を何枚も届くれた支援団の方もおりました。ありがたい限りです。参加者の皆さん、主催者のみなさん、ありがとうございました。