「東京高裁は、拙速な結審をしないで!」。初夏の爽やかな風が東京高裁前を吹き抜ける。
5月23日正午、東電刑事裁判控訴審の6月6日結審予定を前にして、福島原発刑事訴訟支援団が、6月3日までの「ランチタイム・スタンディング」をスタートした。
初日は、福島からの上京団を含めて、約20人の方々が参加。
福島原発告訴団団長の武藤類子さんと海渡雄一弁護士がスピーチ。郡山市からの参加者は「被害者としてこんな高裁のやり方はなんとか覆してほしい」と心からのアピール。東京へ避難した方は、避難者の苦悩を訴えた。「東京高裁は、拙速な結審をしないで!」「最高裁の統一判断を聴いて!」「東京高裁は真理を尽くして!と、東京高裁前に原発事故被害者の声が響いた。
6月3日までの9日間、福島から、毎日誰かが次々と上京します。
どうか、東京在住のみなさまも、短時間でもスタンディングにご協力をしてください。
みなさん、どうぞよろしくお願い致します。
【ランチタイムスタンディング】
5月23日(月)~6月3日(金)の平日12:00~13:00
(5月26日は除く:311子ども甲状腺がん裁判の期日)
*裁判所の前で、1時間プラカードを掲げてのスタンディングです。
福島から交代で上京します。
ご一緒にスタンディングしていただけたら、うれしいです。