6月5日午前、いわきアリオスで、3年ぶりに開催された「第8回 いわき文化春祭り」に伺いました。
コロナ禍で、活動が思うに任せない状況が続いてきた、市内各地区の文化団体、文化サークルの皆さんの思いと活動の成果が存分に発揮され、大盛況でした。
今回は、2日間にわたり、舞踊、ウクレレ、フラダンス、三味線、大正琴、和太鼓、チアダンス、合唱、マジックショー、落語など、多彩な演目が披露され、展示の部では、いわき市華道連合会、内郷切り絵愛好会、好間ガラス工芸サークルによる作品も展示され、野外ステージでは、よさこいや、和太鼓、ジャグリング、ダンスなどが披露され、青空のもと、平中央公園に出店もあり、久しぶりの賑わいとなりました。
「いわき文化春祭り」は、東日本大震災からの文化の復興を目指して3年間開催された「いわき文化復興祭」を引き継ぎ、いわきの文化の発展を願って「いわき文化春祭り」として継承されてきました。
11年前の震災と原発事故、3年前の台風水害、相次ぐ地震、そして続くコロナ禍という厳しい試練の中で、いわきの文化活動も停滞を強いられてきましたが、3年ぶりの開催に取り組んだ運営委員会のみなさま、参加された67団体、約600名のみなさまの意気込みが感じられる、素晴らしい「いわき文化春祭り」になりました。
いわき市文化協会、いわきアリオスはじめ関係者のみなさま、ありがとうございました。