7月13日、衝撃的で画期的なニュースが全世界をかけめぐりました。
福島原発事故をめぐり、東電旧経営陣の個人責任を認める判決です。
東電株主代表訴訟で、東京地裁民事8部(朝倉佳秀裁判長)が、原告らの請求を認め、被告4人に対して、連帯して13兆3,210億円の損害賠償の支払いを命じたのです。
原発過酷事故の危険性がゆえに万が一にも事故を起こさないようにしなければならないと認定。
6月17日付最高裁判決の多数意見とは真逆の判決であり、刑事裁判と同じ証拠に基づき、被告武藤、被告武黒及び被告小森は原子力担当役員として、2008年に推本の長期評価にもとづく津波対策が避けられないと説明を受けながら、津波対策を講じなかったのは任務懈怠であり、被告勝俣及び被告清水は、2009年2月の御前会議における吉田部長の発言にもとづき、対策を命ずることは可能であったとして、その責任を認めたのです。
この株主代表訴訟の判決は、刑事裁判の東京地裁の不当な無罪判決を覆すものです。
福島原発刑事訴訟の控訴審は、6月6日に結審しましたが、東京高裁は、弁論を再開して審理を尽くす以外にありません。私たちは、弁論再開を強く求めています!
この間の経緯を報告し、皆様の更なるご支援をお願いいたします。
「東電刑事裁判 控訴審の弁論再開を求める!オンライン報告会」
・報告者 佐藤和良 いわき市議
福島原発震災情報連絡センター 共同代表
福島原発刑事訴訟支援団団長
福島原発告訴団副団長
東電株主代表訴訟原告
脱原発福島ネットワーク世話人
これ以上海を汚すな!市民会議共同代表
・申し込み はメールで
090-5213-5254 (大野)
8月25日締め切り